フレイル予防でいつまでも元気に過ごしましょう
「フレイル」を知っていますか
フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間にある「心身が少し弱った状態」をいいます。
フレイルに気づき予防に取り組むと状態が改善します。フレイルの手前にはその予備軍である「プレフレイル」があり、この段階から予防に取り組むとより改善しやすくなります。
自分自身の状態にできるだけ早く気づき、元気なうちから日々の生活の中で予防や改善を行っていくことが大切です。
自分の状態を確認してみよう フレイルチェック
以下の5項目に「はい」が何個つくか確認しましょう。
チェック項目 | 回答 | |
---|---|---|
半年で体重が2キログラム以上減少した | はい | いいえ |
筋力の低下(握力:男性<28キログラム,女性<18キログラム) | はい | いいえ |
ここ2週間 わけもなく疲れたような感じがする | はい | いいえ |
歩行速度の低下(1秒あたり1メートル未満) | はい | いいえ |
軽い体操や定期的なスポーツをいずれも週1回もしていない | はい | いいえ |
「はい」の数で今の体の様子が確認できます。
0個なら健常 1〜2個ならプレフレイル 3個以上ならフレイル
予防の3本柱
大切なのは、自分の状態を知り、早期に「運動・食事・社会参加」を見直すことです。
また、元気なうちから予防に取り組むことで、健康で豊かな生活を送り続けることができます。
1.運動
日常生活の中で「ずく」を出して、今よりも10分多く動くことを意識しましょう。
駒ヶ根市では、活動量計を用いた健康づくりを推進しています。
2.栄養・口腔機能
1日3食、欠かさず食べましょう。主食・主菜・副菜を組み合わせ、バランス良く食べましょう。中でも肉や魚、大豆製品などのタンパク質を意識して取りましょう。
また、しっかりと食べるためには、お口の健康を保つことも大切です。毎日のお口の手入れと併せて定期的に歯科検診を受けることをお勧めします。
3.社会参加
人や社会とのつながりを失うことが、フレイルの入り口ともいわれています。
さまざまな活動に複数参加することや地域とつながり続けることがフレイル予防に大きく役立ちます。市内各地域にある通いの場への参加も、社会とのつながりの一つです。
厚生労働省ホームページ「地域がいきいき 集まろう 通いの場」で、駒ヶ根市の通いの場の活動が紹介されました。通いの場の活動に尽力されている皆さんのコメントや住民主体の支え合いの場がどのように地域に浸透していったかなど充実した内容となっています。ぜひご覧ください。
関連資料
フレイル予防のことは、関連資料をご覧ください。
フレイル予防啓発パンフレット (作成元:一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構) (PDFファイル: 3.6MB)
大塚製薬提供「フレイル予防」高齢者向け資料 (PDFファイル: 980.4KB)
大塚製薬株式会社様は駒ヶ根市と包括連携協定を締結し、市の健康増進を支援しています。
健診を受けましょう
持病がある場合には、治療を継続して症状の悪化を防ぐことが大切です。
自分の体の状態を知るためには、健診を受けることが大切です。以下のページで健診を紹介しています。
ご相談は地域包括支援センターへ
地域包括支援センターでは、フレイル予防等の相談や通いの場等での健康講話に応じています。お気軽にご相談ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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地域保健課 地域包括支援係
〒399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
電話 0265-83-2111(代表) 内線340
ファックス 0265-83-8590
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更新日:2025年05月28日