「ずく」を出してフレイルを予防

「フレイル」とは

フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の「心身がちょっと弱った状態」を指します。

フレイルのまま放っておくと、介護が必要となったり、思うように動けなくなったりと、自分の望む生活を送ることが難しくなることもあります。一方で、フレイルに早期に気づき、正しく治療や予防に取り組むことで、日常生活に必要な機能を向上させることができます。

フレイルのイメージ

フレイルの兆候(例)

フレイルの兆候には次のようなものがあります。まずは、ご自分の状態を知るために確認してみましょう。

  • 歩く速さが遅くなってきた
  • お茶や汁物でむせやすくなった
  • 外出するのがおっくうになった

予防の3本柱

大切なのは、フレイルをそのままにしないことです。早期に「運動・食事・社会参加」を見直すことで、健康で豊かな生活を送り続けることができます。

1.運動

日常生活の中で「ずく」を出して、まずは今よりも10分多く動くことを意識しましょう。

駒ヶ根市では、活動量計を用いた健康づくりを推進しています。

2.食事

1日3食、欠かさず食べましょう。主食・主菜・副菜を組み合わせ、バランス良く食べましょう。中でも肉や魚、大豆製品などのタンパク質を意識して取りましょう。

また、しっかりと食べるためには、お口の健康を保つことも大切です。定期的に歯科検診を受けることをお勧めします。

3.社会参加

人や社会とのつながりを失うことが、フレイルの入り口ともいわれています。

市内各地域にある通いの場への参加も、社会とのつながりの一つです。体温チェックや開催時間の短縮などの感染症対策を行いながら開催しています。コロナ禍で体の距離は保っていても、心の距離は近くしていましょう。

厚生労働省ホームページ「地域がいきいき 集まろう 通いの場」で、駒ヶ根市の通いの場の活動が紹介されました。通いの場の活動に尽力されている皆さんのコメントや、住民主体の支え合いの場がどのように地域に浸透していったか等、充実した内容となっています。ぜひご覧ください。

 

フレイル予防について、大塚製薬提供の資料をご覧ください。

市は大塚製薬株式会社様と包括連携協定を締結して、市の健康増進に支援をいただいています。

また、厚生労働省ホームページにて、食事を中心としたフレイル予防に関するパンフレット、映像資料が紹介されています。以下のリンクをご参照ください。

健診を受けましょう

持病がある場合には、治療を継続して症状の悪化を防ぐことが大切です。

自分の体の状態を知るためには、健診を受けることが有用です。以下のページで健診について紹介しています。

ご相談は地域包括支援センターへ

地域包括支援センターでは、フレイル予防等の相談や通いの場等における健康講話に応じています。お気軽にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

地域保健課 地域ケア係

〒399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
電話 0265-83-2111(代表) 内線340
ファックス 0265-83-8590
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更新日:2023年02月10日