砂防と歩む地域づくりを考える(9月6日)

講演する今井さん

講演する今井さん

「見て・知ってみんなを守る砂防」シンポジウムが赤穂公民館で開かれ、約300人が参加しました。
これは、長野県政150年の節目に土砂災害から地域を守ってきた砂防事業を振り返り、地域づくりを支えた先人の思いを次世代へどうつなげていくか考えるために開催されたものです。同日には、はたらく車の乗車体験などの「長野県おやこ建設フェスタ2026」も行われました。
シンポジウムでは、一般財団法人砂防フロンティア整備推進機構の今井一之理事長が「地域が主役の砂防~駒ヶ根を元気にしていく砂防の取り組み~」と題して講演。こまくさ橋や太田切川の土砂災害対策の歴史を現地で学べる駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム、降雨体験装置「あめ太郎」などの砂防と観光が結び付いた市内の事例を紹介しました。また、昭和36年に大きな水害・土砂災害が発生した太田切川周辺では、その後進められた砂防整備が災害の防止に効果を発揮してきたことを説明。工場などの立地や観光資源の集積にもつながったことを挙げ、砂防が地域の安全だけでなく、地域の活性化にも関わっていることを紹介しました。今井さんは「安全な地域を目指しながら、その恩恵を地域の発展につなげる努力をすることで、まちは元気になる」と強調しました。
このほか、小学生がビデオ出演し防災学習の成果を発表したほか、有識者らによるパネルディスカッションも行われ、参加者は砂防と地域づくりについて理解を深めました。
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更新日:2026年10月06日