地震に備えよう
駒ヶ根市で想定される主な地震
現在想定されている主な地震は以下のとおりです。これら以外の強い地震も起こりえます。
地震による被害は、事前の対策をとることで大幅に減らすことができます。日頃の準備をしっかり行いましょう。
想定される地震 | 駒ヶ根市の最大震度 | 30年以内の地震発生確率 |
---|---|---|
南海トラフ地震 | 6弱 | 80パーセント程度 |
糸魚川静岡構造線(中南部) | 6強 | 2~10パーセント |
伊那谷断層帯(主部) | 7 | ほぼ0パーセント |
南海トラフ地震
南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。
前回の南海トラフ地震が発生してから70年以上が経過した現在では、その切迫性が高まってきています。
地震が起きるまでの準備
家の耐震診断・補強、ブロック塀の撤去
家の耐震性を高めると、生存率が大きく高まります。また、地震によるブロック塀等の倒壊を防ぐことで、人命だけでなく建物周辺の安全性も高くなります。
近い将来発生が予想される大規模地震に備え、補助制度をご活用ください。
詳細は、木造住宅等耐震推進事業のページをご覧ください。
家具の固定
家具の転倒を防ぐことで、命が助かるだけでなく、避難の妨げとなることを防ぎます。
また、家具の配置については以下の点に気を付けましょう。
- 避難の妨げとなる場所(出入口付近、廊下、階段等)には家具を置かない。
- 寝室や幼児・高齢者がいる部屋にはなるべく家具を置かない。
詳細は総務省消防庁「地震による家具の転倒を防ぐには」のページをご覧ください。
家族防災会議
「いつ」「どこへ」「何に注意して」避難したらよいか、自分が住んでいる地域の状況を、防災ハザードマップで確認し、家族で話し合い、避難場所・集合場所・連絡手段等を確認しましょう。
各種情報は、防災ハザードマップで危険箇所を確認しよう、災害時の避難場所・避難所のページをご覧ください。
一人ひとりの家庭内備蓄
最悪のケースでは一日で備蓄食料が足りなくなると想定されます。各自の準備をお願いします。
また、日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する「ローリングストック」という方法もあります。普段から食べているものが災害時の食卓に並ぶため、安心して食事することができます。
詳細は内閣府防災情報「1週間を想定した工夫と備え」のページをご覧ください。
地震が起きたときの行動
家の中にいるとき
以下の4つの点に注意して行動しましょう。
安全の確保 |
地震発生時、激しい揺れに襲われるまで、または何かが落下してくるまで、自分の身を守るためには数秒の猶予しかないかもしれません。 揺れが収まるまで、落下物から身を守る行動(まず低く、頭を守り、動かない)を取りましょう。 |
---|---|
揺れが収まったら火の元・ガス・電気の始末 |
ガスコンロやストーブなどの火を消しましょう。それらの近くに燃えやすいものを置かないようにするのも大切です。 |
出口の確保 | 出口は揺れによる歪みによって開かなくなってしまうことがあります。早めに開けておきましょう。 |
近所の方と助け合う | 近所の方と声を掛け合って、助け合いながら、徒歩で移動しましょう。 |
家の外にいるとき
- 倒れてきそうなもの(建物、塀、看板、電柱など)から離れる。
- 公園など広い場所(指定緊急避難場所)に避難する。
自動車を運転しているとき
- 周囲の状況を確認し、道路の左側に寄せて停車する。
- 揺れが収まるまで車外に出ず、ラジオなどで情報を集める。
- 緊急車両などの通行の妨げになるので、キーは付けたまま避難する。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2022年11月04日