令和5年度の「駒っ子給食」

地域や食に対する関心を高めることを目的に、毎月1回「駒っ子給食」を実施しています。

食べることを大切にする日にしてもらおうと、地元産の野菜や果物を使った季節に合わせた料理や郷土料理などを組み入れた給食です。学校給食に野菜を提供してくださる生産者の皆さんを取材し、おたよりなどで紹介しながら、より「顔の見える給食づくり」を心掛けています。

献立内容は学校給食センターごと異なる場合があります。

2月 友好都市「ネパール ポカラ市」ダルバート給食

2月の駒っ子給食は、1月に続き、友好都市ネパールのポカラ市の食事でもある「ダルバート給食」でした。

友好都市のポカラ市は、ネパールの首都カトマンズから約200キロ西にある人口20万人の都市です。今月はそのネパールの日常食である「ダルバート」給食でした。「ダルバート」とは「ダル(豆のスープ)」と「バート(ごはん)」にいろいろなおかずを組みあわせて食べる料理です。今日の駒っ子給食では、本場と同じようにひと皿にいろいろなおかずとご飯を盛りつけて、箸をつけずにスプーンで食べました。スパイスがきいたいつもと違った給食は、とてもおいしかったですよ。

2月の駒っ子給食の献立

バート(ごはん)、チャイ風(牛乳・ミルメーク)、チキンタルカリ(鶏肉のカレー)、アルカワーヴ(じゃがいものカレー)、アチャール(野菜のあえもの)

駒っ子給食2月

1月 友好都市「磐田市」の特産品を使った給食

1月の駒っ子給食は、「感謝米」と友好都市の静岡県磐田市の特産品を使った給食でした。

感謝米とは友好都市である「磐田市」とそのお隣にある「袋井市」の土地改良区様からいただいたお米です。これは、駒ヶ根市を通り磐田市、袋井市までつながっている「天竜川」が縁で毎年いただいており、天竜川の恵みへの感謝と、上流である駒ヶ根市で、水源保全に携わっている方たちへの感謝という意味が込められています。今日はその他に磐田市の名産品である、駒ヶ根では見かけることのない「黒はんぺん」の入ったすまし汁と静岡お茶プリンもあり、磐田市をたっぷり味わえる給食でした。磐田市と袋井市の土地改良区の皆さんありがとうございました。

1月の駒っ子給食の献立

磐田の感謝米ごはん、牛乳、黒はんぺんのすまし汁、魚のベーコン巻き、しらす和え、静岡お茶プリン

駒っ子給食1月感謝米

1月 北海道森町からいただいた 「ホタテ貝」の給食

1月の駒っ子給食(号外)は、北海道森町からいただいた「ホタテ貝」のフライの給食でした。

これは、中国が日本の水産物の輸入を全面的に禁止する措置をうけて、北海道森町が町内の事業者からホタテ貝を買い取り、全国の学校給食に無償で提供する活動の中で実現したものです。給食では調理員さんがひとつひとつ衣つけをし、ホタテ貝をフライにしてくれました。大粒のホタテは食べごたえがありとても美味しかったです。今日は北海道にちなんで北海道食材たっぷりの「道産子汁」も一緒に味わえて北海道満喫の給食でした。森町の皆さんありがとうございました。

1月の駒っ子給食の献立

ごはん、牛乳、道産子汁、ほたてフライ、切り干し大根のサラダ

駒っ子給食1月

12月 「水上さんのお米」と「かっぱすいとん」の給食

12月の駒っ子給食では、「水上さんのお米」と「かっぱすいとん」の給食でした。

今日のご飯は、お米としいたけの生産者の水上さんから「子どもたちには安全安心なお米を食べてほしい」とのことでプレゼントされた自然にやさしい方法で育てたお米でした。かっぱすいとんは給食から誕生し、駒ヶ根名物になったメニューです。桑の葉パウダーを練りこんだ緑色のすいとんをいれたすいとん汁は、冬至に食べたい「ん(運)」のつく野菜がたっぷり入っています。給食センターでは、市内の農家さんから毎日たくさんの新鮮な野菜や果物が届けられています。子どもたちのために安全安心な新鮮なお米や野菜をありがとうございます。

12月の駒っ子給食の献立

ごはん(水上さんのお米)、かっぱすいとん、魚のゆずみそ焼き、いそマヨサラダ、牛乳

駒っこ給食12月

11月 「中央アルプスゆきどけのご飯」と「ざくざく」の給食

11月の駒っ子給食では、11月24日の「和食の日」にちなんで、こんぶ・かつおぶし・煮干しの三つのだしで作った「ざくざく」と「中央アルプスのゆきどけ」のご飯の給食でした。

「和食の日」は、日本の自然から生まれた私たちの食文化「和食」を理解し、継承していくことを目的に和食文化国民会議が制定しました。だしのうま味は和食の基本となります。また「ざくざく」は先月に引き続き友好都市福島県二本松市の郷土料理です。具材をザクザクとさいの目に切って作る伝統的な汁ものです。だしがきいていて野菜の甘さを感じられる優しい味がしました。

「中央アルプスのゆきどけ」のごはんは市内にある「北の原ファーム」の皆さんが育てた今年の新米。よくかんで食べたらとても甘くおいしいご飯でした。北の原ファームの皆さん、ありがとうございました。

11月の駒っ子給食の献立

「中央アルプスのゆきどけ」のごはん、ざくざく、イカのかりん揚げ、五色あえ、牛乳

駒っこ給食11月

10月友好都市「二本松市」の給食

10月の駒っ子給食では、駒ヶ根市の友好都市「二本松市」のみそ芋煮がでました。

二本松市は福島県の中部にあります。二本松市にも青年海外協力隊があることにより友好都市となりました。芋煮は里芋が入った鍋料理で、東北各地で秋の味覚となっています。里芋はもちろん野菜やきのこがたっぷり入ったみそ芋煮、とてもおいしかったです。お互いの地域を知って友好が深められるといいですね。

10月の駒っ子給食の献立

ごはん、牛乳、みそ芋煮、ちくわのカレー揚げ、ごま酢和え

駒っこ給食10月

8月地元産の「とうもろこし」の給食

8月の駒っ子給食では、地元産の「とうもろこし」がでました。

今回のとうもろこしは、8月の駒っ子給食ででた「すいか」も作っていただいてる平松さんが、夏休み明けの給食に合わせて作ってくれたものです。とてもあまくておいしいとうもろこしでした。とうもろこしのひげの本数と実の数はおなじだそうですよ。

8月の駒っ子給食の献立

中華めん、冷やし中華の具&タレ、おもてなし牛乳、厚揚げのみそいため、とうもろこし

駒っこ給食8月

7月地元産の「すいか」の給食

7月の駒っ子給食では、ハヤシライスとデザートに地元産の「スイカ」がでました。

今回のスイカも、6月の駒っ子給食から2カ月連続でなんと駒ヶ根産です。市内でスイカを栽培している平松さんが育ててくれた大きなスイカ。出荷するには糖度が12度以上あること、空洞になっていないことが必要になるそうです。甘くてみずみずしいおいしいスイカでした

7月の駒っ子給食の献立

ごはん、おもてなし牛乳、ハヤシソース、ニラツナ和え、スイカ

駒っこ給食7月

6月「さくらんぼ」と「山賊焼き」の給食

6月は「さくらんぼ」と「山賊焼き」の献立でした。

今回の駒っこ給食の「さくらんぼ」は、なんと駒ヶ根産です。市内で唯一さくらんぼを栽培している東伊那の赤羽さんの作ってくれたさくらんぼ。真っ赤なさくらんぼがとてもおいしそうですね。「山賊焼き」は中信地方で親しまれている郷土料理です。

6月の駒っ子給食の献立

ごはん、おもてなし牛乳、新玉ねぎのみそ汁、山賊焼き、大根とホタテのサラダ、さくらんぼ

駒っこ給食6月

5月「五平餅」のお祝い給食

5月は「ごまだれ五平餅」と「かつおのフライ」の献立でした。

「五平餅」は、昔から「ハレの日」のご馳走として伝わる伊那谷の郷土料理です。今年も小学一年生に入学のお祝いとして、五平餅をJA上伊那さんと鈴平さんからいただきました。ありがとうございます。五平餅は、ご飯をつぶして串につけて味噌を塗って焼いたらできあがり。形や味噌の味は地域や家で違いがあります。いろんな味、食べてみたいですね。

5月の駒っ子給食の献立

ごまだれ五平餅、すまし汁、かつおのフライ、かおりあえ、牛乳

駒っこ給食 5月

4月駒ヶ根名物「ソースかつ」と「駒ヶ根しめじのみそ汁」

4月は駒ヶ根名物の「ソースかつ」と駒ヶ根産のしめじをふんだんにつかった「駒ヶ根しめじのみそ汁」の献立でした。

しめじは、市内のきのこ農家さんに取材し、普段なかなか見ることのないしめじの栽培の様子や生育の様子を、給食センターの栄養士の先生が作った「駒っこ給食だより」の写真などで子どもたちに紹介しました。地元でこんなにおいしいしめじが作られているなんてうれしいですね。

4月の駒っ子給食の献立

ソースかつ、駒ヶ根産しめじのみそ汁、せんキャベツ、ごはん、いちご、おもてなし牛乳

駒っこ給食4月
この記事に関するお問い合わせ先

子ども課 教育総務係

〒399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
電話 0265-83-2111(代表) 内線705
ファックス 0265-83-2181
お問い合わせフォームはこちら