地元産大麦を使用したビール醸造(6月13日)
発芽した二条大麦を粉砕機に入れる伊藤係長
地元産二条大麦を使用したビール作りが南信州ビール駒ヶ岳醸造所で行われました。これは市と宮田村で栽培した二条大麦を原料としたビールやウイスキーの商品化に向けた取り組みの一環。今年で11年目を迎え、ビールの製造は2年ぶりです。昨年度、市内で収穫した24トンの二条大麦のうち1トンをビール用の麦芽とし、今回は約250キログラムをクラフトビール「宝剣岳エール」の醸造に使用しました。
この日は、二条大麦を発芽させた麦芽を専用の機械で細かく砕いた後、釜の中でお湯と混ぜ、おかゆのような状態「もろみ」を作る工程を行いました。
同社醸造所の伊藤陽洸(はるひろ)係長は「糖度が高く、雑味が少ないクリーンな味わいになると思う。二条大麦をビールで楽しんでほしい」と話しました。
今回仕込みを行ったものは、3週間ほどの発酵や熟成を経て、製品として売り出されます。
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更新日:2025年07月09日