極寒の千畳敷で、雪中熟成茶を貯蔵(2月3日)

ライドシェアの乗車体験

雪の中へ「駒結」を運び入れる

雪中熟成茶「駒結(こまゆい)」の貯蔵作業が、中央アルプス千畳敷で行われました。これは、中心市街地の活性化を目指すまちづくり団体「こまがねテラス」による”山とまちをつなぐ“取り組みの一つで、今年で8回目です。この日は、氷点下10度の猛吹雪。厳しい環境の中、作業が進められました。
駒結は、南信州の茶葉と、中央アルプスの雪形「島田娘」にちなんだ静岡県島田市の「島田茶」をブレンドした日本茶です。関係者は、風にあおられながら、降り積もった雪に約2メートルの縦穴を掘り、茶葉約15キロを貯蔵しました。常に0度ほどに保たれる雪の中で熟成することで、深みのある香りが際立ち、まろやかな味わいのお茶になるそうです。
市内の日本茶販売店「山二園」の酒井隆道社長は「中央アルプスの懐で育まれたお茶を、より多くの方に楽しんでもらいたい」と声を弾ませました。
今回貯蔵した駒結は4月末~5月頃に掘り出し、6月頃から同店で販売されるほか、ホテル千畳敷での販売を予定しています。
作業前にお茶の良質な仕上がりを祈願

作業前にお茶の良質な仕上がりを祈願

穴を掘り進める関係者

穴を掘り進める関係者

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更新日:2025年02月25日