中アのライチョウ復活の軌跡を共有(12月20日)

講演する中村さん
環境省信越自然環境事務所は、中央アルプスライチョウ復活報告会を駒ヶ根商工会館で開き、市民など約160人が聴講しました。ライチョウが絶滅した中央アルプスへ飛来した一羽の雌をきっかけに、環境省は令和2年度からこの地域での生息数を伸ばす保護増殖事業に取り組んできました。現在では、生息数は約350羽まで増えました。今回、現場を指揮してきた信州大学の中村浩志名誉教授をはじめ、関係者6名の話や意見交換会を通じて情報を共有。地元住民らへの報告で、地域での保護の大切さを学びました。
講演で中村さんは、長年の研究から生息数を増やすためにはふ化後1カ月のひなの死亡率を減らすことが最も効果的と解説。悪天候や捕食者からひなを人間の手で守るケージ保護の実績を伝えました。そのうえで「復活は基礎研究と多くの方の献身的な努力の結果。次世代にどう引き継いでいくかが今後の課題」と会場に呼びかけました。
ほかにも、動物園で育てて山へかえす野生復帰事業や捕食等で悪影響を与えるサルの追い払い、今後の保護や活用を話し合う意見交換会などを通じ、参加者はライチョウへの理解を深めました。
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更新日:2026年01月13日