新春を祝う 餅つきとまゆ玉飾り(1月12日)
まゆ玉飾りを楽しむ親子
駒ヶ根シルクミュージアムで餅つき大会とまゆ玉の飾り付けが行われ、家族連れなどおよそ150人が参加しました。これは、正月の行事を楽しみ、まゆ玉飾りを通して養蚕文化にも理解を深めてもらおうと毎年開催されています。
餅つき大会では、駒ヶ根産のもち米6升(約9キロ)を用意。子どもたちは、重い杵(きね)を持ち上げ、力強く餅をつきました。つきあがった餅は、あんこ、きな粉、黒ごまの3種類の味付けをして参加者に振る舞われました。
その後に行われたまゆ玉飾りでは、まゆを模してもち米で作るまゆ玉団子を桑の木に飾り付け。豊作を祈念した伝統行事で、今年一年が豊かな年になるように、参加者は楽しげに飾り付けをしました。
昨年から参加するようになった保育園に通う女の子は「餅つきが楽しくて2回も列にならんじゃった」「お餅は柔らかくておいしい。ほっぺた落ちた」と家族でつきたての餅を味わっていました。
同ミュージアムの伴野豊館長は「昨年よりも多くの人が参加してくれたのでまゆ玉を身につけた桑の木の枝が垂れるくらいになった。にぎやかでよかった」とイベントを振り返りました。
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更新日:2025年02月04日