研修の成果をポカラ市へ(9月18日)

日本での研修成果を報告するニシャ研修員
産前産後ケアを学ぶためネパールポカラ市から来日した研修員3名からの報告式が行われ、市民ら約40人が聴講しました。
これは、市が提案自治体となり、ネパール交流市民の会が平成27年から実施している「JICA草の根技術協力事業」の一環です。これまでに、地域での産前教育の提供や看護師の保健指導、乳幼児・妊産婦の死亡率が高いことを改善するためのプロジェクトに取り組んできました。今回の研修では、母子手帳を活用した継続ケアや乳房ケア技術などについて、研修員が日本の助産施設や医療機関、自治体等で研修を実施。市の乳幼児健診や助産院での乳房マッサージなどを、直接見たり体験したりして学んだ感想や実践したいことを発表しました。
ネパールの母子友好病院のカルキ・プラミラ看護師長は「病院で乳幼児健診を実施したい。そのために、必要な物品を調達部門と話し合ったり、健診の対象月例や基準を設定したりしていきたい」と意気込みました。
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更新日:2024年10月10日