駒ヶ根市の農業・農村づくりを考える(8月27日)

講師の話に聞き入る参加者
市営農センターは地域に根ざした農業の課題と今後の在り方についての研修会を開き、農業者など約60人が聴講しました。
講演では、講師の農林水産省農林水産研究所コンサルティングフェローの窪山富士男さんが、農村RMO(農村型地域運営組織)の視点から、効率的な農業経営や集落営農と法人化による担い手の確保のモデルを解説。農村RMOは、農用地の保全や農業を核とした経済活動、生活支援など地域コミュニティの維持を併せて行う組織です。窪山さんは「農村地域での人口減少が加速している。農村RMOの形成によって農村全体の維持をしていくことが重要」と紹介しました。参加者は、熱心に話を聞いてメモをとり、講演後の質疑応答では市での農村RMOの実践方法などを質問していました。
聴講した人は、「集落営農型法人という在り方を学び、地域の将来を自分事として考える必要を感じた」と研修を振り返りました。
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更新日:2024年09月26日