天下の糸平の足跡をたどる(8月20日)

当時の貴重な書物を閲覧する参加者

当時の貴重な書物を閲覧する参加者

市は、駒ヶ根市出身の偉人である天下の糸平こと田中平八の足跡を訪ねるバスツアーを実施し、約30人が参加しました。これは、糸平にスポットを当て、先人の偉業を知り地元への誇りを高めるために、令和3年度から行っている糸平フェスティバルの一環。これまでに講演会や特別展を行い、本年度は、糸平の石碑や創立に関わった東京証券取引所(旧東京株式取引所)をバスで巡りました。
まず、木母寺(もくぼじ)で親交があった伊藤博文が書き下ろした糸平の石碑を見学。1941年に建てられたこの石碑の裏には、交友があった渋沢栄一など明治時代の政財界の知名な発起者の名が並んでいました。参加者は、石碑などの案内板から当時の糸平を知り偉業に触れました。
その後訪れた東京証券取引所では、ガイドの方の案内の下、当時の貴重な書物の閲覧や現施設を見学。同取引所の資料ホールで、設立当初の「創立証書」を特別にガラスケースの外に出してもらうと、参加者は平八の名前を探すなど興味深そうに見入っていました。ほかにも、ニュースなどでよく目にするマーケットセンターや上場の鐘を案内してもらい、質問をするなどして現代経済への理解を深めました。
参加した男性は「普段テレビで見ているような施設を糸平を通じて見ることができて、とても良い経験になった」と話しました。
糸平の石碑の前で記念撮影

糸平の石碑の前で記念撮影

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更新日:2024年09月24日