地元産原料の酒造りへ 二条大麦収穫(6月7日)
コンバインで二条大麦の刈り取りを行う関係者
駒ヶ根市中沢区のほ場で、二条大麦の刈り取りが行われました。これは、駒ヶ根市と宮田村で栽培した二条大麦を原料にしたビールやウイスキーの商品化に向けた6次産業化の取り組みです。市や宮田村、JA上伊那、南信州ビール株式会社、本坊酒造株式会社などが連携して進め、本年度で9年目となりました。昨年よりも栽培面積を2.4ヘクタール増やした今季。昨年を11.5トン上回る38.4トンの収穫量を見込んでいます。この日は、農家や関係者らが見守る中、コンバインによる作業が進められました。
収穫作業をした農家の木下重夫さん(中沢区)は「試行錯誤しながら進めてきて、昨年より品質が良いものが出来上がった」と喜びました。
今回収穫した大麦は今後、地元産ビールやウイスキーの仕込みに使用されます。
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更新日:2024年06月10日