山麓周遊バスで観光拠点をつなぐ（7月2日）

市は、駒ヶ根高原に点在する観光拠点の周遊を促すために、山麓周遊バスの実証実験を行っています。令和3年度のグリーンスローモビリティ、令和4年度のEVバスの実証実験を踏まえ、本年度は、実装に向けて4カ月間にわたる長期間の運行や有償化の検証を始めています。

今回使用するバスには、開閉式の天窓があり、車内から駒ヶ根高原の空や風を感じることができます。運行は1日4便で、停留所はビアンデさくら亭、北川製菓、マルス信州蒸留所、駒ヶ根ファームス、光前寺、露天こぶしの湯、養命酒駒ヶ根工場の7箇所。これらを約1時間かけて周遊します。

車内では、観光の見どころを紹介するアナウンスが流れるため、観光で駒ヶ根に来た方だけでなく、市内在住の方も楽しむことができます。この日乗車した市内の女性は「涼しい風が入ってきて気持ちが良く、普段と違った高さから景色を見られて楽しかった」と笑顔で話しました。

山麓周遊バスは10月31日（火曜日）まで毎日運行しています。運賃は1乗車200円、1日乗車券500円で小学生以下半額、未就園児は無料です。バスの発着時間は、高速バスや駒ヶ岳ロープウェイ路線バスの時間に合わせて、乗り換えがしやすくなっていますので、ぜひご利用ください。時刻表や詳細は市ホームページをご覧ください。