伊那北高等学校同窓会から「伊那春秋第4号」寄贈(12月20日)

伊那春秋第4号を寄贈する(左から)下島大輔さん、酒井茂さん、岩崎靖さん

伊那春秋第4号を寄贈する(左から)下島大輔さん、酒井茂さん、岩崎靖さん

伊那北高等学校同窓会から、戦後憲法学の権威で駒ヶ根市出身の芦部信喜氏が執筆や編集に携わった雑誌「伊那春秋第4号」を寄贈していただきました。実物が見つからず芦部氏の幻の論考とされた「新憲法とわれらの覚悟」が掲載された同誌は、令和3年6月に下島大輔さん(中沢区)の土蔵で発見され、芦部氏の母校の同窓会に寄贈されていました。

今回、同窓会は芦部氏の論考を世に出す使命を果たしたとして、出生地である駒ヶ根市の宝にしてほしいとの思いから寄贈。同窓会の酒井茂会長は「芦部氏の出生地で保管し、研究を広く多くの人に知ってもらえるように活用してほしい」と期待しました。

伊藤市長は「貴重なものを寄贈していただき市民と共に喜びたい」と感謝。「市立図書館で保管し、芦部先生の誕生日に展示コーナーを作るなど市民の方の目に触れる機会を作りたい」と話しました。

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更新日:2023年12月28日