赤穂中学生が新しい牛乳パンを探る(12月1日)
サツマイモを混ぜたクリームを塗る生徒たち
地元のパン店などでつくる「こまがね牛乳パンプロジェクト実行委員会」は、赤穂中学校の1年6組の生徒たちと一緒に、新しい牛乳パンの新商品開発の取り組みを進めています。市では、ご当地パンである牛乳パンの考案者が市内在住という縁で、平成30年に「牛乳パン生みのまち」を宣言。以来、実行委員会を立ち上げ普及活動を続けてきました。
本年度、赤穂中学校から地域の食材を使った新しい牛乳パンを作りたいと相談があり、市内4つのお店などの協力を得て企画が実現。生徒たちは、これまでに牛乳パンの歴史や地元のパン店等の学習をはじめ、班ごとに選んだお店のパンやクリームに合う地元食材などの研究も進めてきました。
この日は、4つの班に分かれて初めての試作を行いました。生徒たちは、地元産のイチゴやごま、友好都市かほく市のサツマイモなどを使うことを提案。店主にアドバイスをもらいながら、クリームに混ぜるごまやサツマイモの量を調整するなどして、味や見た目に納得がいく牛乳パンを探りました。
サツマイモを取り入れた班の生徒は「サツマイモ感が増した方がおいしかった」と初の試作品に手ごたえを感じていました。
今後は、引き続き試作を重ねて来年3月までに販売を目指します。
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更新日:2023年12月21日