財務省幹部から財政の仕組みや課題を学ぶ(6月20日)
生徒に質問を投げかける渡部さん
市は、高校と連携し郷土愛を育み、地域課題を考える「ウミガメプロジェクト」の事業の一つ「KOMAGANEDEEP(地域を知る講座)」の一環で、赤穂高校商業科の3年生を対象に講座を開きました。
今回は、財務省政策立案統括審議官の渡部晶さんが「自分の将来のために 日本の未来を考える」と題し、講演しました。渡部さんは日本財政の仕組みや税金の使われ方、現状、課題をクイズなどを用いて分かりやすく説明。日本は、社会保障の支出が大きいにもかかわらず、税金などの負担が少ない状況で「受益と負担のバランス」がとれていない状況と指摘しました。また「財政は暮らしに密接しており、これから自分たちのまちや未来がどうなるかを知る重要な指標」と話す渡部さん。若者が選挙に行くなどして、積極的に政治に参加することの大切さを呼びかけました。
参加した女子生徒は「将来のために、社会課題や経済の仕組みを知る大切さを学んだ」と話しました。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2023年07月20日