議員研修の報告(令和5年度)

駒ヶ根市議会では、市政の発展・向上のため、また見識を広げるため、年間を通じて議員研修を実施しています。

委員会行政視察と会派政務活動報告(2月2日)

本年度実施した委員会行政視察と各会派の政務活動について報告し、議員間での情報共有を行いました。

委員会行政視察の詳細は、次のページをご覧ください。各会派の政務活動報告は4月以降に掲載予定です。

予算決算と政策運営(1月12日)

講師の話を熱心に聞く議員ら

【講師】一般社団法人地方公共団体政策支援機構 上席研究員 長内紳悟さん

長内さんを講師にお迎えし3回目の研修となりました。議会の役割と機能や対話の重要性、政策目的と手段、データと思いこみなどを学びました。前回研修を振り返りつつ、予算決算に係る事前事後の検証の重要性などについて説明をいただきました。

常任委員会毎のワークショップでは委員会審査や行政視察、事業評価など1年間の活動について振り返りを行いました。決算に係る9月定例会での事後検証、予算に係る3月定例会の事前検証はもちろんのこと、その間の150日の活動がいかに重要であるかを改めて感じる機会となりました。今後、議会機能向上推進委員会を中心に委員会活動の見直しなど何をすべきかについて検討していく予定です。

データで見る駒ヶ根市の地域経済(11月10日)

講演の様子

【講師】株式会社日本経済研究所 産業戦略本部 上席研究主幹 鵜殿 裕 さん

RESAS(地域経済分析システム)のデータを用いて、駒ヶ根市の地域経済循環について研修しました。RESASは経済産業省が提供するデータシステムで、人口マップ、地域経済循環マップ、観光マップ、まちづくりマップなどにより、各データを視覚的に確認・比較できるものです。

データ分析を通じて、製造業が地域経済を支えていること、多くの滞在人口があるものの来訪者や市民が市内消費に恵まれていないこと、地域の魅力を発信するローカルビジネスが育っていないことなど、駒ヶ根市の実態把握と課題、取り組むべき施策などについて、他事例をご紹介いただきながら講演いただきました。

上下水道処理施設等現地視察(10月6日)

現地視察の様子

私たちの生活に必要不可欠な上下水道処理施設やごみ処理施設の現地視察を行いました。

下平地区にある「駒ヶ根浄化センター」は、下水道の処理施設として平成7年に供用開始し、以来流入する汚水量の増加に合わせ計画的に増設されています。近年、トイレシートなど不織布製品の流入が多く、水に溶けずに下水管やポンプなどを詰まらせる原因となっているとのことでした。

その他、上水道処理施設「切石浄水場(北割地区)」や不燃ごみ・粗大ごみの処理を行う「クリーンセンター八乙女(箕輪町)」などを視察しました。

伊南不動産組合との意見交換会(9月5日)

伊南不動産組合との意見交換会写真

議員研修の一環で、伊南不動産組合との意見交換を行いました。

最初に伊南不動産組合や市議会の概要について説明。その後、伊南不動産組合から提出された要望書の内容に基づき、4グループに分かれて意見交換を行いました。空き家バンクの登録件数が少ないことや解体補助などの拡充、都市計画用途地域の見直し、資材・原料高騰による宅地造成補助の創設、農振除外申請の規制緩和などが話し合われました。

空き家バンクに対する補助制度の拡充や移住定住窓口の一本化、空き家相談会の開催機会増、用途地域見直しによる税収アップ施策など、多くの意見が出されました。

駒ヶ根商工会議所との意見交換会(8月4日)

商工会議所との意見交換

議員研修の一環で、駒ヶ根商工会議所との意見交換を行いました。

最初に商工会議所や市議会の概要について説明した後、「産業振興と市民生活」をテーマに2グループに分かれて意見交換しました。

出席者からは「行政の情報をもっと入手しやすいようにしてほしい」「どこも人材不足で大変」「イベントなどのボランティア活動に力添えをしてほしい」など多くの意見が出されました。

決算カードの見方と決算財政状況(7月7日)

研修の様子

【講師】駒ヶ根市総務部財政課 課長 福澤修さん

決算カードを通じて、駒ヶ根市の収支、歳入、市税、歳出、財政指標などの状況について研修しました。

決算カードは、各年度に実施した決算統計の集計結果に基づき、都道府県・市町村毎の普通会計歳入・歳出決算額や各種財政指標等の状況について、団体ごとに1枚のカードにまとめたものです。

この記事に関するお問い合わせ先

議会事務局

〒399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
電話 0265-81-6191(直通)
ファックス 0265-83-4348
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2024年02月09日