中央アルプス内の避難小屋
中央アルプス内には、無人の避難小屋がいくつか設置されています。
避難小屋は、突然の体調不良や天候不良により遭難のおそれが発生した際に登山者を守ることを目的として、設置されています。
避難小屋をご利用の際には、以下の点にご留意ください。
- 基本的に避難小屋は宿泊施設ではありません。
- 避難小屋は無人です。また、避難所としてご利用いただくため、原則通年開放しています。
- 宿泊に必要な食糧・装備品等は設置されておりません。
- 避難小屋は、非常事態の際に全ての方にご利用いただくことを目的としているため、利用人数の上限は特段定めておりません。
- 避難スペース、トイレ等の施設は使用後清掃を行っていただき、ごみは各自お持ち帰りください。
- 避難小屋周辺でのテント泊は許可されておりませんのでおやめください。
檜尾小屋
所在地 | 駒ヶ根市檜尾岳山頂より東へ約300m(木曽駒ヶ岳と空木岳のちょうど中間点あたり) |
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利用料金 |
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その他 |
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空木平避難小屋
所在地 | 空木岳山頂東 空木平 |
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利用料金 | 1,000円程度 (管理協力金として任意) |
その他 |
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避難小屋の利用をご検討されている登山者の方へ
避難小屋での宿泊を前提として登山を行った場合、状況によって避難小屋が利用できず、宿泊地がなくなり遭難等に遭う恐れがあります。宿泊登山をお考えの方は、まず有人の山小屋へ事前に必ずお問い合わせいただき、確実な宿泊地を確保した上で登山を行ってください。
【令和4年4月25日時点】中央アルプス山小屋情報 (PDFファイル: 284.0KB)
また、今後本来の避難小屋の利用目的である危険回避のための利用ができなくなることが生じた場合には一般の宿泊利用をお断りすることもありますので、登山者の皆さんは登山計画を立てる際にご配慮いただきますようお願いします。
新型コロナウイルス感染拡大に関する留意点
今般の新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、避難小屋をご利用の際には、以下の点にご留意ください。
- 発熱、倦怠感等、新型コロナウイルスの感染の恐れのある方は、慎重にご利用ください。
- マスクや除菌グッズなど、感染防止携行品の所持と利用をお願いします。
- できる限り室内の換気を行い、三密を避けそれぞれの間隔を確保してください。
- ゴミや所持品は本人が必ずお持ち帰りください。
- 遭難が発生した場合、救助活動までに相当な時間がかかります。時間に余裕を持ち、慎重で安全な登山に心掛けてください。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2022年05月09日