野菜は1日350グラムとりましょう
野菜は1日350グラム
生野菜350グラム
生活習慣病などを予防し、健康的な生活を送るための目標値の一つに、野菜の摂取量があります。この目標量は、1日あたり350グラムです。
しかし、実際の摂取量は平均値が男性333グラム、女性298グラムと目標値に達していません。特に若い年代の摂取量が少ない状況です(令和4年度県民健康栄養調査結果)【図】。
なぜ野菜を食べるの
野菜は体の調子を整えるビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富です。これらの栄養素は、生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するために欠かせないものです。
野菜は「健康に良い」と理解していても、意識しなければ十分な量を食べることができません。調理方法の工夫など、野菜を多く食べるコツを紹介します。ご家庭で取り入れてみてください。
野菜をたくさん食べるコツ
1日350グラムの野菜を食べるためには、毎食1~2品の野菜料理を食べる必要があります。野菜を多く食べるコツを紹介します。
野菜1品分の目安量
生野菜(両手分)
調理後・ホウレン草のおひたし(片手分)
1.主菜や汁物に野菜をプラス
付け合わせに足すなど、少しでも野菜を増やしましょう。
2.加熱する
電子レンジで加熱する、ゆでるなど、熱を加えることで「かさ」が減りたくさん食べられます【上図】。
3.冷凍・カット野菜を上手に利用
切る手間が省け、短時間で調理して食べられます。
4.外食の日は他の食事で野菜を取る
外食では野菜が不足しがちです。外食時にはできるだけ野菜料理をプラスしましょう。また、自宅での食事の際に野菜をしっかり取るように心掛けましょう。
野菜と一緒に塩分をとりすぎないように注意
1.香辛料や酸味で適塩に
せっかくの野菜もドレッシングなどをたっぷりかけたり、塩辛い漬物として食べたりすると、塩分のとりすぎにつながります。味付けに香辛料やハーブの香り、レモンなどの酸味を活用し、味にアクセントをつけると、適塩でもおいしくいただけます。また、低塩の調味料などを選ぶのもおすすめです。
2.減塩食品を上手に利用
駒ヶ根市健康づくり協力店のスーパーマーケット(6店舗)では日本高血圧学会で認定された減塩食品の取り扱いがあります。調味料を中心にさまざまな減塩食品が販売されているので、お買い物の際に売り場をチェックしてみてください。
ぜひ一緒に学びましょう
家庭のみそ汁の塩分濃度を測る食改の皆さん
駒ヶ根市食生活改善推進協議会(食改)では、塩分を抑えてもおいしく食べることができる料理を学んでいます。月に一度、勉強会や調理実習をし、地域の皆さんに広げる活動をしています。健康的な食事や食習慣に興味のある方はご連絡ください。ぜひ一緒に活動しましょう。
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更新日:2024年04月11日