おいしく減塩を続けよう。まずはマイナス1グラム。
減塩が必要な理由
血液の塩分濃度は一定に保たれており、食塩を多く摂ると血液中の塩分濃度が高くなります。
そうすると、体はその濃度を薄めるために血液量を増やし、心臓は強い力で全身に血液を送り出すため、血圧が上がってしまいます(高血圧)。
高血圧の状態が続くと、血管内壁が傷つき、動脈硬化を進め、脳卒中・心臓病・腎臓病になる恐れがあり、健康寿命に大きく影響します。
健康な血管を守るために「減塩」を実践しましょう。
おいしく減塩を続けよう。まずはマイナス1グラム。
長野県民の1日あたりの食塩摂取量の平均値は、男性11.5g、女性9.6g(令和4年度県民健康栄養調査結果より)で、男女ともに約9割が塩分を取り過ぎています。
駒ヶ根市では、高血圧にならないように、「まずはマイナス1グラム。自分に合う方法で、おいしく減塩を続ける。」ことを呼びかけています。
生活習慣病予防のための食塩摂取目標量 |
男性7.5g未満、女性6.5g未満 (食事摂取基準2020年版) |
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食材を買う時、作る時、食べる時、減塩を心がけよう。
減塩を長く続けるには、食事をおいしく、楽しむことがコツです。日本高血圧学会では、美味しい減塩食品の普及を目的に「減塩食品リスト」をホームページに掲載しています。また、食品リストに記載のある食品の調査を市内の健康づくり協力店で調査しました。お買い物の際にご活用ください。
さあ、減塩~減塩・栄養委員会から一般のみなさまへ~(日本高血圧学会)
市のクックパッドで減塩レシピを確認
駒ヶ根市では減塩レシピを「クックパッド駒ヶ根市公式キッチン」に載せています。
ご家庭で参考にしてください。
毎月17日は減塩の日
日本高血圧学会では毎月17日を「減塩の日」とし、「良塩くん」(同学会の公式認定キャラクター)を活用し減塩啓発活動を続けています。
高血圧患者さんはもとより、高血圧の予防、その他の疾病予防のため、減塩に取り組みましょう。
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地域保健課 健康長寿係
〒399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
電話 0265-83-2111(代表) 内線334
ファックス 0265-83-8590
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更新日:2024年04月11日