駒ヶ根市道路整備プログラム

道路整備プログラムとは、市内幹線道路における機能の明確化と「未整備の幹線道路の整備着手時期を明らかにする」もので、道路整備に対する透明性を高めるとともに、限られた財源の中で計画的で効率的な道路整備を推進するために作成します。

当市では、「駒ヶ根市道路整備プログラム」を平成23年度に策定し、整備箇所の重点化を図りながら、計画的に整備を進めてきました。

当初計画の策定以降、伊南バイパス線の全線開通や伊駒アルプスロードの新規事業化、2027年予定のリニア中央新幹線の開業などにより、駒ヶ根市を含む周辺市町村では社会情勢や土地利用の大きな変動への対応、さらには、南海トラフ地震などの大規模自然災害発生への危惧と国土強靭化への取り組みの必要性、少子高齢化の進展及び人口減少など、緊急性が高まった課題への対応を迫られています。また、新型コロナウイルス感染症は、本市の経済活動にも甚大な影響を与えており、ポストコロナの社会情勢の変革も見据えながら、道路整備を進める必要があります。

これらのことから、厳しい財政状況の中、公共事業の選択と集中による効果的・効率的な執行がより一層求められてきており、事業の透明性や客観性を確保しつつ推進していく必要があります。そのため、感染拡大や自然災害に対する「安心・安全」を支える都市基盤である道路整備を着実に推進していくため、客観的な指標を用いて優先的に整備すべき箇所を選定した道路整備プログラムを改訂します。

幹線道路の整備優先順位等は、以下の概要版をご覧ください。