旧木下家住宅

旧木下家は江戸時代後期の安政頃(1854~1859)または「木下家系図」の四代目六左衛門のときに建築されたという、一般的農家の代表的な家屋です。
新宮川に架かる橋梁、野面石で積んだ斜路と庭先の石積、切妻造り2階建ての水車小屋が往時を物語っています。南西の位置に隣接して物置・土蔵が立っています。
屋敷は、母屋を中心に山間の地形に合わせ、山すそを削って造成し、自然環境をよりよく利用した山村の屋敷構えを構成した格好の実例となっています。
建物は桁行11間に梁間5間、屋根は寄棟造りの茅葺で、棟仕舞は置千木として、南東向きに建てられています。
平面は大黒柱筋から南側に居住空間を取り、北側は通り土間と馬房を加えた作業空間に大別できます。部分的に改造はされていますが、建築した当時の形態をよくとどめています。
| 所在地 | 駒ヶ根市中沢中山 | 
|---|---|
| 所有者 | 駒ヶ根市 | 
| 市文化財指定 | 平成6年8月24日 | 
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更新日:2022年01月11日