ポカラ市における母子保健プロジェクト
ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング
ネパール交流市民の会は、駒ヶ根市の国際協力友好都市ポカラ市において長年、健康教育や医療者の研修に取り組んできました。近年は母子手帳や乳房ケアが中心となり、ケアできる人も育ってきました。しかし、次の人材を育てる指導者はまだ少なく、今サポートの手を引くとせっかくの技術が途切れてしまいます。現地に母乳育児の指導者が育ち、これまでの取り組みが現地に根付くまで、あと一歩。
青年海外協力隊訓練所のあるまち駒ヶ根市として、このプロジェクトを通じて国際交流のまちづくりを進めます。
プロジェクトの概要
ネパール交流市民の会は、駒ヶ根市の国際協力友好都市ポカラ市において長年、健康教育や医療者の研修に取り組んできました。近年は母子手帳や乳房ケアが中心となり、ケアできる人も育ってきました。しかし、次の人材を育てる指導者はまだ少なく、今サポートの手を引くとせっかくの技術が途切れてしまいます。現地に母乳育児の指導者が育ち、これまでの取り組みが現地に根付くまで、あと一歩。
青年海外協力隊訓練所のあるまち駒ヶ根市として、このプロジェクトを通じて国際交流のまちづくりを進めます。
寄付金の使いみち
- 人材育成目的で技術支援する駒ヶ根市や上伊那地域の助産師・看護師・保健師の渡航費
- 乳房ケア指導者養成のための教材・カリキュラムづくり
- 駒ヶ根市民や学生による「手作りプレゼント」や交流教材づくりなど民際交流の活動支援
- 日本とネパールをつなぐオンライン交流会や報告会の開催
- 研修成果をまとめた映像・レポート・広報資料の制作と発信
- 現地の母乳ケアの効果を調査・検証し、今後の改善に活かすためのリサーチ支援
寄付はこちらから
ガバメントクラウドファンディング特設ページ(ふるさとチョイス)
JICA草の根技術協力事業概要
ポカラ市の課題の1つである高い妊産婦・乳幼児死亡率を改善するためのプロジェクトです。JICAが行う「草の根技術協力事業(地域活性型)」は、駒ヶ根市が提案自治体となり、実施団体のネパール交流市民の会とJICAが業務委託契約を締結し事業を行うものです。
当事業については、2015年から第1フェーズとして母子保健改善に取り組み、2017年からの第2フェーズでは活動エリアを拡大して取り組んできました。2023年からの第3フェーズでは「妊娠期から産後まで母児を地域で支える切れ目のない継続ケア」を目標に2年半にわたる事業を進めています。
プロジェクト目標
母子保健に関わるアクターを繋いで、妊娠期から産後まで母児を地域で支えることで切れ目のない継続ケアを強化する。
事業実施期間
2023年1月~2025年6月(2年半)
対象地域
ポカラ市第16区、第19区、第20区、第25区、第30区
カスキ郡マチャプチャレ地域、アンナプルナ地域、マディ地域、ルパ地域
ターゲットグループ
- 住民:約155,000人 (うち妊娠可能年齢女性人口 約47,400人)
- 母子保健医療従事者:約90人
- 女性地域保健ボランティア:約130人
活動内容
1 対象医療施設の医療従事者・地域の女性保健ボランティアの連携強化
- 継続ケアのためのネットワーク強化
- 母子健康記録帳の導入と活用
- 活動の成果について調査
2 医療従事者が研修を通じて産前・産後/新生児・乳児期のケアの能力強化
- 現地での研修
- 日本とつないだオンライン研修
- 本邦研修
3 女性地域保健ボランティアの地域における産前産後ケアの能力強化
- 産前・産後の保健指導と新生児・乳児期の成長発達の研修
- 乳房ケア施術能力の向上
- 保健指導チェクリストの開発と活用
4 医療施設へのアクセスが困難な妊産婦が安心して周産期を過ごせる体制強化
- お産を待つ家の活用促進
- 母親学級やプロモーション
5 両国の地域において市民の協力が促進され、民際活動への参加度が高まる
- プロジェクト協働推進組織との共同
- 市民による民際活動
- 両国の各組織が進捗と課題について協議する
- プロジェクトに関する広報活動や報告会、講演活動
事業紹介
- この記事に関するお問い合わせ先
-
企画振興課 地域政策係
〒399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
電話 0265-83-2111(代表) 内線242
ファックス 0265-83-4348
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更新日:2025年12月01日