ネパール陸上短距離ユース選手等招へい事業

東京2020オリンピック・パラリンピックホストタウン事業の一環で、ネパール陸上短距離選手等招へい事業を実施しました。

• ネパール陸上短距離ユース選手の競技力向上を図り、将来、世界に通用する選手を育成する礎とする。
• ネパール陸上短距離競技指導者のコーチング能力を向上させ、ネパールの陸上界全体のレベルの向上を図る。
• 駒ヶ根のユース選手がともにトップアスリート（オリンピアン）の指導を受けることで、競技力の向上を図る。
• 駒ヶ根とネパールのユース選手の国際感覚を養う（国際的な視点の獲得）。
• 東京2020大会でネパール代表選手を応援する機運を高める。

令和元年9月16日（月曜日）から23日（月曜日）

赤穂高校の生徒と交流【9月17日（火曜日）】

中京大学陸上競技部青戸監督指導の下、赤穂高校陸上部と合同練習【9月17日（火曜日）】

夏季、冬季合わせて3度のオリンピックに出場し、陸上100メートル元日本記録保持者でもあり、中京大学陸上競技部の青戸慎司監督の指導のもと、選手団は赤穂高校陸上部と合同トレーニングに汗を流しました。赤穂高校陸上部キャプテンは「外国人選手との合同練習は初めてでいい刺激になった。きれいなフォームで見習いたいところがたくさんあった。」と感想を述べました。

自主トレーニングとホストファミリーとの送別会【9月18日（水曜日）】

悪天候のため、屋根付きの運動施設（アルプスドーム）で自主トレーニングを行った後、ふるさとの丘からの眺望を楽しみ、夜はホームステイでお世話になったホストファミリーとの送別会に参加しました。ホストファミリーは「何年後かのオリンピックで皆さんの姿をテレビで見られることを楽しみにしています」と選手らを激励しました。

愛知県豊田市へ移動し、中京大学豊田キャンパスの体育施設を視察しました。その後、青戸監督の指導を受けながら、軽いトレーニングを行いました。

中京大学陸上競技部の部員と合同練習を行い、翌日の競技会に備えスタートの確認などを行いました。

NOC副会長が中京大学スポーツ科学部と情報交換【9月20日（金曜日）】

中京大学土曜競技会出場【9月21日（土曜日）】

中京大学で行われる土曜競技会に出場しました。選手団のうち、2人が自己記録を更新しました。特にチャウダリ選手は800メートルの種目で残り300メートル付近からスパートをかけ、組中1位でゴールテープを切る活躍を見せました。

青戸監督の短期間の指導で自己記録を更新するなど、伸びしろを感じさせる選手たちでした。今回学んだトレーニングを積み重ね、将来、国際舞台で活躍できる選手になることを期待します。

競技結果