広報広聴委員会活動報告(令和3年度~4年度)
広報広聴委員会では、議会基本条例の理念のもと「開かれた議会」を目指し、市民目線による広報誌づくりを中心に、市民の皆さんとの情報共有・市民参加を推進するため、意見交換会や議会広報モニター会議などに取り組んできました。これまでの主な活動(令和3年度~4年度)についてご報告します。
広報広聴委員会の開催
令和3年度に20回、令和4年度に17回の委員会を開催し、議会だよりの編集、モニターアンケートの分析、こども未来会議や意見交換会の企画運営など議論を重ねました。
議会だよりの発行(年4回)
編集方針をもとに、議会広報モニターのご意見を参考にしながら、市民目線の誌面づくりに取り組んできました。当初は「読みにくい…」「内容がわからない…」などのご意見を多くいただきましたが、検討を重ねる中で、徐々に改善を図り、「以前に比べ非常に読みやすくなった」というご意見をいただけるようになりました。
編集方針
"もっと" 読みたくなる "もっと" わかりやすい議会だよりに
1. 議会を身近に感じる読み手側に立った誌面づくり
市民目線(読み手側)に立ったわかりやすい応報を心掛け、行政用語・議会用語の表現を工夫する。
2. 写真・見出しでわかる誌面づくり
写真や見出しを効果的に使用する。
3. 市民参加の誌面づくり
議会広報モニターの声を活かすとともに、市民参加の記事を掲載するよう努める。

令和3年度発行の議会だより(90号~93号)

令和4年度発行の議会だより(94号~97号)
議会広報モニター
議会だよりを多くの皆様に読んでいただけるよう議会広報モニターを委嘱し、モニター会議やアンケートを通じて、議会だよりの編集や議会活動に対して幅広いご意見をいただきました。
1. 委嘱状況
第1期 令和2年7月~令和4年6月 18名
第2期 令和4年7月~令和6年3月 20名
2. モニター会議
第1回 令和4年6月25日(日曜日)13時30分~15時(参加者7名)
テーマ
- もっと読みたくなるもっとわかりやすい議会広報にするには
- 駒ヶ根市議会ってどうですか
第2回 令和4年7月31日(日曜日)13時30分~15時(参加者14名)
テーマ
- 駒ヶ根市議会ってどうですか
モニター会議にて議会の仕組みを説明
議会広報モニター(第2期)のみなさん
市民と議会の意見交換会
議会基本条例第17条に基づき、市民の皆様と意見交換を行う場として毎年開催しています。最近はより深い議論ができるよう、常任委員会毎でテーマ及び対象を絞って企画しています。
頂いたご意見は、内容確認に留めるもの、常任委員会で調査・研究するもの、市に回答を求めるもの(重要なもの)、市へ伝達するものに分け、必要に応じて市へ伝達しました。
1. 令和3年度(第11回)
委員会 | 月日 | テーマ | 参加者 |
---|---|---|---|
総務産業委員会 | 10月11日 | 駒ヶ根市の中小企業・産業振興、観光振興、まちづくり活性化策など(対象:駒ヶ根商工会議所青年部) | 20人 |
教育民生建設委員会 | 10月6日 | 子育ての悩み、困っていること、相談窓口への希望ほか(対象:子育てサークル代表者) | 25人 |
2. 令和4年度(第12回)
委員会 | 月日 | テーマ | 参加者 |
---|---|---|---|
総務産業委員会 | 10月27日 | 消防団活動について(対象:駒ヶ根市消防団幹部) | 24人 |
教育民生建設委員会 | 10月14日 | 民生児童委員の活動の課題など(対象:民生児童委員協議会理事) | 19人 |
消防団幹部との意見交換会
民生児童委員協議会理事との意見交換会
議員研修
議会基本条例の検証結果などを踏まえ、歴史・文化・議会改革・ハラスメントなど幅広い研修を積極的に実施しました。また、令和4年度は研修内容に応じて、テーマに沿った意見交換を行い、対話や討議を実践する機会としました。
1. 令和3年度
月日 | 内容 | 講師 |
---|---|---|
4月9日 | 生涯活躍のまちづくりに係るJOCAとの意見交換 | JOCA事務局長 堀田直揮さん他 |
7月2日 | DX戦略について | 駒ヶ根市企画振興課 DXチーフマネージャー 早川浩子さん DXマネージャー 千本松祐介さん |
7月9日 | タブレット端末導入検討セミナー(オンライン) | 東京インタープレイ株式会社 営業部 藤田恵介さん他 |
8月6日 | 決算審査のおける基本事項の確認と着眼点 | 駒ヶ根市監査委員 下平昭治さん |
8月6日 | タブレット端末導入検討セミナー(オンライン) | 富士ソフト株式会社 営業グループ 陣野重耶さん他 |
10月12日 | 男女共同参画の観点から女性の働き方について ~民間企業で活躍している女性を講師にお迎えして~ |
サン工業株式会社 総務人事部長 細田文恵さん |
11月8日 | 駒ヶ根青年海外協力隊訓練所 小林新所長を囲んで | JICA駒ヶ根訓練所 所長 小林丈通さん |
1月14日 | 対話で進める議会からの政策立案(オンライン) | 早稲田大学マニフェスト研究所 ローカル・マネージャー 長内紳悟さん |
2月4日 | 天竜川流域における砂防事業 | 天竜川上流河川事務所 事務所長 佐藤保之さん |
2. 令和4年度
月日 | 内容 | 講師 |
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4月8日 | 消費者トラブルと特殊詐欺被害防止について | 駒ヶ根市消費生活センター 消費生活相談員 木下身和子さん |
4月8日 | こども未来会議に関する意見交換 | |
5月13日 |
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光前寺副住職 吉澤道信さん |
5月13日 |
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駒ヶ根博物館専門研究員 宮脇正実さん |
7月1日 | 議員のための政策立案等の初歩 | 議会事務局実務研究会 吉田利宏さん |
8月4日 |
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10月7日 | 森林環境整備・地域産材資源の利活用 | NPO法人森の座 西村智幸さん・上杉勝英さん |
11月4日 | 地域課題の解決に向けた政策型議会への変革 | 早稲田大学マニフェスト研究所 ローカル・マネージャャー 長内紳悟さん |
1月13日 | ハラスメント研修 | 弁護士法人このまち駒ヶ根支所 青木法律事務所 青木謙一さん |
2月3日 | 普通救命講習(AEDの使用方法他) | 上伊那広域消防本部 伊南 北消防署 加藤裕貴さん |
2月3日 | 共生社会に向けた障がい者スポーツ「ボッチャ」推進の取り組み(ボッチャ体験) | NPO法人地域支え合いネット 下嶋一義さん、齋藤龍一さん |
政策立案研修
普通救命講習
こども未来会議(中学生議会)
令和3年度は駒ヶ根市議会の新たな試みとして、駒ヶ根市立東中学校2年生とコラボしました。次代を担う子どもたち(中学生)がまちづくりや議会への理解を深め、若い世代の視点で駒ヶ根市のまちづくりについて考える機会を提供すること、地域への愛着と誇りを高め、夢や希望を織り交ぜながら市政に対する要望や意見を今後の市政運営に反映することなどを目的に開催したものです。
こども未来会議の目的、議会の仕組み・役割などをはじめ、議員が講師となり7グループに分かれ、ワークショップなど4回の事前学習を実施しました。当初は、東中学校2年生全員が議場で提案する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、代表議員16名によるオンラインでの本会議を実施となりました。
月日 | 内容 | 詳細 | 会場 |
---|---|---|---|
11月12日 | 事前学習1 |
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東中学校 |
12月20日 | 事前学習2 |
|
東中学校 |
1月18日 | 事前学習3 | 提案シート・提案原稿まとめ(東中のみで実施) | 東中学校 |
1月25日 | 事前学習4 |
|
オンライン |
2月28日 | 最終打ち合わせ | 当日の流れなど最終打ち合わせ | オンライン |
3月4日 | 本会議 | 代表議員16名によるまちづくりのアイデア提案 | オンライン(議場) |
グループに分かれてワークショップ
オンラインによる本会議
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議会事務局
〒399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
電話 0265-81-6191(直通)
ファックス 0265-83-4348
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更新日:2023年05月01日