食中毒にご注意ください

気温・湿度ともに高い気候が続くと、食中毒の原因となる細菌が増えやすくなります。

食中毒を予防するためには、原因菌を「つけない」、「増やさない」、「やっつける」ことが原則です。

1、「つけない」＝洗う

手にはさまざまな菌が付着しています。食中毒の原因菌を食べ物や調理器具につけるのを防ぐために、こまめに手洗いをしましょう。

2、「増やさない」＝低温で保存する

食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。細菌の増殖は10℃以下ではゆっくりになります。生鮮食品やお惣菜などはできるだけ早く冷蔵庫に入れ、早めに食べましょう。

3、「やっつける」＝加熱する

ほとんどの細菌は加熱によって死滅します。肉や魚の加熱調理時には中心部を75℃で1分以上の加熱が目安です。調理器具も洗剤でよく洗った後、熱湯をかけると効果的です。

• 消費期限等の表示を確認しましょう。
• 購入した食品は、肉汁や魚等の水分が漏れないようにビニール袋等に入れ、持ち帰りましょう。できれば保冷剤（氷）等と一緒に持ち帰ることをおすすめします。
• 特に、生鮮食品等を購入した際は早めに帰り、すぐ冷蔵庫へ保管しましょう。
• エコバッグは定期的に洗い、清潔を保ちましょう。

• 生鮮食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
• 冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意し、7割程度を目安にしましょう。
• 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に維持しましょう。
• 肉や魚の汁がもれないように、ビニール袋や容器に入れ保管しましょう。

• こまめに手を洗いましょう。
• タオルやふきんは清潔なものを使用しましょう。
• 生の肉や魚等の汁が、果物やサラダ等生で食べる食品や調理済の食品にかからないように注意しましょう。
• 生の肉や魚を切る包丁やまな板と野菜を切る包丁やまな板は別のものを使用することをおすすめします。難しい場合は、野菜を切った後に肉や魚を切りましょう。使用後の調理器具は洗剤でよく洗い、熱湯をかけて殺菌しましょう

• 十分に加熱しましょう。中心部の温度が75℃で1分間以上加熱するのが目安です。
• 電子レンジを使う場合は、均一に加熱されるよう注意しましょう。

• 食事の前は手を洗いましょう。
• 清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛りつけましょう。
• 作った料理を、長時間室温に置くのはやめましょう。

• 残った食品は清潔な器具や皿を使って保存しましょう。
• 時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てましょう。
• 残った食品を温め直す時も十分に加熱しましょう。
• ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てましょう。