下水道の正しい使い方
下水道施設は、市民全員の財産です。正しく使わなければ、不具合や故障など施設の寿命を縮めてしまいます。
下水道の維持管理にかかる経費は、皆さんからいただく下水道使用料でまかなっています。維持管理費を抑え、施設を永く使えるようにご協力をお願いします。
台所での注意点
ご飯粒や野菜くずなどが流れないようにしましょう。
油類は、管が詰まる最大の理由ですので、紙などでふき取りましょう。
(注意)駒ヶ根市では、単体式のディスポーザ設置は禁止していますが、ディスポーザ排水処理システムについては、社団法人日本下水道協会が作成した性能基準(案)に基づき評価機関が適合評価したものや旧建設大臣が認定したものに限り認めていますので、設置する場合にはご相談ください。
トイレでの注意点
紙おむつ、ティッシュペーパー、生理用品などは流さないでください。
風呂・洗面所での注意点
排水口の掃除をこまめにして、髪の毛などを流さないようにしましょう。
雨水に関する注意点
駒ヶ根市の公共下水道と農業集落排水は、「分流式」を採用しており、雨水を流すことを禁止しています。それぞれの下水道施設(管路や処理場)は、雨水を受け入れられる能力がありませんので、雨水を絶対に流さないでください。
阻集器に関する注意点
飲食店、理髪店、美容院、ランドリー、自動車修理工場などの業種の場合は、排水中の汚物を集めて一次処理する阻集器(そしゅうき)の設置が義務付けられています。阻集器は定期的に清掃を行うことにより、機能を十分発揮します。
事業主の皆さんには、設置されている阻集器を定期的にご確認いただき、適切な維持管理をお願いします。
悪質業者には要注意
上下水道課職員を装ったり、上下水道課から委託された業者などと偽って、電話によるアンケート調査を行ったり、宅内排水管の点検を行った上で宅内排水管の清掃を勧誘するなどの事例が発生していますのでご注意ください。
上下水道課では宅内排水管の点検・清掃・取り替え工事は行っていませんし、業者に委託することもありません。
不審に思ったら…
身分証明書の提示を求めて確認するか、上下水道課にお問い合わせください。
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更新日:2023年06月28日