がん検診後の行動があなたの健康を守ります

低い精密検査の受診率

各種がん検診を受けた後、精密検査の通知が届いても、次のような理由で再受診せずに放置している方はいませんか。

  • 忙しくて時間が取れない
  • 毎回精密検査になって受診するが、「異常なし」だから大丈夫

令和4年度、市がん検診の精密検査受診率は、一番低いもので74%でした。本来は、100%を目指す値ですが、一定数の方が精密検査を受けていないことが分かります【下表】。

令和4年度市がん検診 精密検査受診率(令和5年7月時点)

検診の種類 精密検査受診率(%)
肺がん胸部レントゲン 97.2
子宮けいがん 83.3
乳がんマンモグラフィー 95.2
胃がん
  • 内視鏡 75.0
  • バリウム 84.6
大腸がん 74.0

検診後の行動こそが大切

早期のがんは、ほとんど自覚症状がないため、検診で見つけるしかありません。早期がんであれば、治せる可能性は非常に高くなります。また、早期に治療ができれば、身体的負担や経済的負担も軽くなります。

精密検査の通知が届いても、「症状がない」「健康だから大丈夫」と言って精密検査を受けないと、知らず知らずのうちにがんを放置してしまう可能性があります。また、毎回精密検査になる方は、検診ではなく、かかりつけの医療機関へ相談することをお勧めします。

忙しいからと精密検査を後回しにせず、自分の健康を守るために検査を受ける時間をつくりましょう。検診後の行動こそが、あなたの健康を守る鍵です。

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更新日:2023年07月18日