子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の定期接種

HPVワクチンは、平成25年から積極的な接種勧奨を一時的に差し控えていましたが、安全性について特段の懸念が認められないことから、令和4年から積極的勧奨が再開となりました。

接種対象となる方には、個別に通知します。通知に同封の説明文や厚生労働省のリーフレットをよく読み、ワクチンの効果やリスクについてご理解いただいた上で、ご希望の方は医療機関で接種を受けてください。

接種対象者ほか

対象者

小学6年生~高校1年生相当の女子(標準的な接種期間 中学1年生~高校1年生相当)

(注意)公費(無料)での接種は16歳となる日の属する年度の末日までです

接種方法 指定医療機関での個別接種(必ず予約してから接種をしてください)
持ち物
  • 予診票
  • 母子健康手帳
  • 医療保険証

中学1年生の方に、予診票をお送りします。

標準的な接種スケジュール

公費で受けられるHPVワクチンは3種類あります。接種するワクチンや年齢により、接種のタイミングや回数が異なります。接種する医療機関とご相談の上、接種してください。

ワクチンの種類と接種間隔
ワクチン名 接種間隔
サーバリックス(2価ワクチン)

【2回目】1回目から1カ月の間隔をおいて接種

【3回目】1回目から6カ月の間隔をおいて接種

ガーダシル(4価ワクチン)

【2回目】1回目から2カ月の間隔をおいて接種

【3回目】1回目から6カ月後の間隔をおいて接種

シルガード(9価ワクチン)

<1回目を15歳になるまでに受ける場合(2回接種)>

【2回目】1回目から少なくとも5ヵ月以上あけて接種(5カ月未満の場合は3回目の接種が必要)

<1回目を15歳になってから受ける場合(3回接種)>

【2回目】1回目から2カ月の間隔をおいて接種

【3回目】1回目から6カ月後の間隔をおいて接種

 

令和7年3月末までのキャッチアップ接種

詳しくは次のページをご覧ください。

HPVワクチンに関するリーフレット等

健康被害救済制度

一般的に、予防接種の副反応による健康被害は極めて稀ですが、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。

予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると認定された場合は、健康被害救済給付が行われます。申請については、子ども課へご相談ください。

HPVワクチン接種後の相談窓口

長野県の相談窓口

厚生労働省の相談窓口

【厚生労働省】HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談
令和5年4月1日から電話番号が変わりました。
電話番号:0120-331-453
受付時間:平日9時~17時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)
相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者により運営されています。

この記事に関するお問い合わせ先
子ども課 母子保健係

〒399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
電話 0265-96-7725(直通)
ファックス 0265-83-4348
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更新日:2024年04月01日