造血細胞移植後のワクチン再接種費用補助
小児がん等の治療を目的とした造血細胞移植により、移植前に獲得していた予防接種による効果が低下・消失することがあります。
このような理由からワクチン再接種が必要となった方の経済的な負担を軽減するとともに、感染症の発生及びまん延を予防するため、再接種費用を補助します。
対象者
以下のいずれにも該当する方
- 小児がん等の治療を目的とした造血細胞移植(「骨髄移植」「末梢血幹細胞移植」「さい帯血移植」)により、移植前に接種した定期予防接種による予防効果の低下または消失が想定され、ワクチンの再接種が必要と医師が認める方
- ワクチン再接種を受ける日・補助金申請日において、駒ヶ根市に住所を有する方
補助の対象となる予防接種
以下のいずれにも該当する予防接種
- 過去に定期の予防接種(A類疾病)として接種済みの予防接種で、()内の年齢に達するまでに再接種が行われたもの・・・BCG(4歳)、小児用肺炎球菌(6歳)、ヒブ(10歳)、五種混合、四種混合(15歳)、B型肝炎、二種混合、不活化ポリオ、麻しん風しん混合、水痘、日本脳炎、子宮頸がん(20歳)
- 予防接種実施規則の規定に適合したワクチンにより接種されたもの
- 令和7年4月1日以降に再接種が行われたもの
補助申請の流れ
1.補助対象認定の申請(再接種前に行ってください)
再接種前に、以下の書類を子ども課に提出してください。事前にご連絡いただくとスムーズです。
- 駒ヶ根市造血細胞移植後のワクチン再接種費用補助対象認定申請書(申請者が記入)
- 駒ヶ根市造血細胞移植後のワクチン再接種費用補助対象認定に係る意見書(主治医が記入)
- 母子健康手帳の写し(ワクチン再接種が必要となる以前の定期予防接種の履歴が確認できるもの)または、当該履歴が確認できるものの写し
駒ヶ根市造血細胞移植後のワクチン再接種費用補助対象認定申請書 (PDFファイル: 89.0KB)
駒ヶ根市造血細胞移植後のワクチン再接種費用補助対象認定に係る意見書 (PDFファイル: 103.1KB)
2.再接種の実施
市から認定通知書が届いた後、ワクチンの再接種を行ってください。費用は、全額を医療機関に支払ってください。
3.補助金交付の申請
ワクチン再接種を受けた日から1年以内に、以下の書類を提出してください。
(交付申請書は、補助対象認定通知時にお渡しします。)
- 駒ヶ根市造血細胞移植後のワクチン再接種費用補助金交付申請書(兼実績報告書兼請求書)
- ワクチン再接種費用の領収書(対象者の氏名、接種日、ワクチン名、料金及び医療機関名が記載されたもの)
- 補助金振込先金融機関口座が確認できるもの
4.補助金の交付
市で審査や交付決定を行った後、補助金を指定の口座に振り込みます。
注意事項
- ワクチン再接種は、接種者の希望と医師の責任と判断によって行われる任意の予防接種です。
- 補助金の交付額は、交付対象者が医療機関へ支払った額としますが、駒ヶ根市の規定する上限額があります。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2025年06月24日