新型コロナワクチンの副反応と接種後の注意
【長野県】教えて新型コロナウイルスワクチン
ワクチン接種の副反応などについてわかりやすくまとめたリーフレットを掲載しますので、ご覧ください。なお、この資料は、2021年6月時点、ファイザー社製ワクチンに関することについて記載しているものとなります。
(発行・監修:長野県新型コロナウイルスワクチン接種アドバイザーチーム)

副反応
ワクチン接種後に起きやすい副反応は次のような症状があります。これらは、接種後1~2日以内に発症することが多く、必要な場合は薬の服用で様子をみてください(解熱剤を使用しても構いません)。
- 接種部位の痛み
- 疲労
- 頭痛
- 筋肉や関節の痛み
- 寒気
- 発熱
症状が2日以上続く場合
症状が2日以上続く場合や重い場合は、駒ヶ根市新型コロナウイルスワクチン相談センターへご相談ください。必要に応じて、医療機関等の受診を勧める場合があります。
アナフィラキシーショック(重篤な副反応)
まれに、アナフィラキシーショック等の重篤な副反応が出る場合があります。その際は、医療機関へご相談ください。
アナフィラキシーショックとは
薬や食物が体に入ってから、短時間で起きることのあるアレルギー反応です。
じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急におこります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックといいます。
予防接種後に、息苦しさなどの呼吸器症状が見られれば、接種会場や医療機関で薬の注射を行います。そのあと、症状を軽くするために点滴や内服などを行います。
予防接種健康被害救済制度
一般的に、ワクチン接種では副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が極めてまれではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり障がいが残ったりした場合には予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
新型コロナワクチンの接種も健康被害が生じた場合は予防接種法に基づく救済を受けることができます。申請に必要となる手続きについては、ワクチン接種対策室にお知らせください。
接種後の入浴や運動
- 当日の入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすらないようにしましょう。
- 当日は、激しい運動や大量の飲酒は避けましょう。
接種後も感染症予防対策を
新型コロナワクチンは発症予防効果が確認されていますが、その効果は100%ではありません。
ワクチンを接種した後も、マスクの着用や手洗い・換気など、感染予防対策の継続をお願いします。
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更新日:2021年03月03日