ふしぎ ぞくぞく ぞくぞく かぞく

(文)大林大、(絵)かとうひろゆき 、(出版)ポプラ社
「きょうはどんなひだったの」 こどもたちがパパに尋ねます。「きょうは おかしないちにちだったよ。かいしゃにいくとちゅう そらをみあげたら おおきなおおきなくもがあったんだ」パパがそう答えると、お姉ちゃんは空に浮かぶ白い雲を、弟は生き物のクモを思い浮かべます。3人の会話は続きます。「カフェのいりぐちに それはそれは まっかなはな」とパパが話すと、お姉ちゃんは美しく咲く花を想像して
「きれいだろうなぁ」とつぶやきます。一方、弟は真っ赤な鼻を思い浮かべて「きもちわるいだろうなぁ」と答えます。
同じ言葉でも思い描くイメージは人それぞれで、ことば遊びの楽しさが広がります。そしてラストには背中がぞくぞくするような、あっと驚く展開が蒸し暑いこの季節にぴったりの1冊です。
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更新日:2025年07月14日