雪ダルマは生きている

雪ダルマは生きている

(文・絵)ティエリー・デデュー、(訳)田中 一明・大野 博人、(出版)カクイチ研究所 ぷねうま舎

ある森に、誰よりも遊び上手な雪ダルマがいました。おどけたり、なぞなぞを出したり、おもしろい話をしてくれたりする雪ダルマと森の動物たちは、楽しく遊ぶすてきな毎日を過ごしていました。

でも、そんな日々も春の訪れと共に終わりを迎えます。雪ダルマは溶けていなくなってしまったのです。悲しんでいた動物たちでしたが、雪が溶けて水になり、水は自然に山から海へと流れることを学び「みんなで雪ダルマに会いに行こう」というウサギの言葉で、動物たちは雪ダルマを探す旅に出ます。

動物たちの生き生きとした描写は圧倒的な迫力があり、一場面一場面がとても印象的です。最後、思わぬところに雪ダルマを見つけた動物たちの目の輝きにも注目です。

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