ねっこぼっこ

ねっこぼっこ

(作)ジビュレ・フォン・オルファース、(訳)秦 理絵子、(出版)平凡社

「さあ おきなさい こどもたち もうすぐ はるがやってくる」
大地の下で眠っていた“ねっこぼっこたち”を、大地の母さんが起こします。小さな小さな“ねっこぼっこたち”は「うーん」と背伸びをしてから起き始めると、くしゃくしゃの髪をなでつけて、春の支度にかかります。針とはさみと指ぬきを使い、春の服を仕立てる“ねっこぼっこたち”もいれば、別の部屋では、筆とブラシと絵の具で虫のかぶとのお手入れをする“ねっこぼっこたち”もいます。
そして国中に春がやってくると、“ねっこぼっこたち”は色とりどりのきれいな春の服を着て、虫も花も小さな草も喜んで、大地の下から外の世界へ出ていきます。“ねっこぼっこたち”は夏を楽しみ、秋が来ると大地の母さんのおうちへと戻ります。
大地の下から春が芽吹き、四季が巡っていく様子を描いた、ドイツ古典絵本の傑作です。
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