ことろのばんば

ことろのばんば

(文)長谷川 摂子、(絵)川上 悦子、(出版)福音館書店

昔、2人のきょうだいがおじいさんと一緒に暮らしていました。おじいさんはいつも2人に「ひがくれるまでやまにおるでないぞ。ことろのばんばにさらわれてしまうでな」と言い聞かせていました。

ある日、2人は山へ栗拾いに行きました。兄さんはおじいさんの言いつけを破って、日が暮れそうになってもどんどん山奥へ入っていき、姿が見えなくなってしまいました。妹が兄さんを探していると、つぼを抱えた白髪のばあさまに気が付きました。ばあさまが「コートロ、コトロ」と言うと、兄さんがみるみる小さくなり、ばあさまの持っているつぼの中に吸い込まれてしまいました。家に戻った妹はおじいさんから酒をもらい、山の神様の助けを借りながら山奥の岩屋に着きました。するとそこには…。

果たして妹は兄さんを無事に助け出すことができるでしょうか。妹と一緒にドキドキしながら読み進められるお話です。

この記事に関するお問い合わせ先

子ども課 教育総務係

〒399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
電話 0265-83-2111(代表) 内線705
ファックス 0265-83-2181
お問い合わせフォームはこちら