リスとお月さま

リスとお月さま

(作)ゼバスティアン・メッシェンモーザー、(訳)松永 美穂、(出版)コンセル

ある朝、木の上にあるリスのおうちの前に、真ん丸のお月さまが落ちてきました。
リスは、そのお月さまを見て「自分がお月さまを盗んだ泥棒として捕まってしまう」と思い込みます。慌てたリスは、お月さまをどこかにやろうと奮闘します。どうにか家の前からお月さまをどかすことができた、と思ったら、今度はハリネズミの背中にお月さまが刺さってしまいました。「このままでは自分は刑務所へ、ハリネズミはお月さまを背中に刺したまま空に昇ってしまう」と、さらに焦るリス。そこへやってきたヤギがお月さまをツノで突き刺したり、ネズミの大群がやってきたりと、リスの奮闘はまだまだ続きます。実はこのお月さまの正体は。果たしてリスは、お月さまを空に返すことができるのでしょうか。
リスをはじめ表情豊かに描かれる動物たちや、細部の描写もじっくり見ていただきたい一冊です。
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