かえるの平家ものがたり

かえるの平家ものがたり表紙
(文)日野 十成、(絵)斎藤 隆夫、(出版)福音館書店
 
物語の舞台は「源氏沼」。そこに住むのはトノサマガエルのサムライたち。その御大将は「頼朝」です。ある日、目玉の光る化け物がアオガエルの背中に傷をつけました。それは平家ネコの仕業だと、「巴御前」が断定します。「合戦だ 」「戦だ」と源氏沼のカエルたちは鎧兜に槍を持って平家の森に攻め寄せました。こうして源平合戦の火蓋がきられることになり、さてその結末はいかに・・・。
べべんべんべんと、琵琶で平家物語を弾き語るのはガマじいさん。古典と創作が見事に融合したストーリーが秀逸で、場面場面の壮大な絵も魅力的です。良く知られた人物名が出てくるところに歴史好きの方は心をつかまれるでしょうし、「平家物語」を知らない子どもたちでも存分に楽しめる一冊です。
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