なんていいひ

(文)リチャード・ジャクソン、(絵)スージー・リー、(訳)東直子、(出版)小学館
空に立ち込める黒い雲、窓に打ちつける大粒の雨。外は嵐です。でも、お家の中では3人のきょうだいと犬1匹が「なんていいひ」と言いながら、ラジオから流れる音楽に合わせて、踊ったりくるくると回ったり足を踏み鳴らしたり。ついには傘をさして雨の中へ飛び出し、スキップしたり歌ったりしながら、水たまりをバシャバシャと大はしゃぎです。
次第に雨はやみ、近所の子どもたちも外へ飛び出してくると、傘を放り投げて、でんぐりがえしにかくれんぼ、草すべりや木登りとみんなが外遊びを全力で楽しみます。
絵を描いたスージー・リーさんは、令和4年に国際アンデルセン賞・画家賞を受賞しています。
墨一色から始まるこの絵本は、読み進めるにつれて色が増していき、子どもたちのわくわくとした思いがカラフルな画面いっぱいにあふれます。青色が特に清々しい1冊です。
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更新日:2025年05月28日