ちいさなしまのだいもんだい

ちいさなしまのだいもんだい

(文)佐野 洋子、(絵)ロバート・スターリング、(訳)なかがわちひろ、(出版)光村教育図書

あるところに、ヒツジ、ウマ、ウシ、ブタ、アヒル、ガチョウたちが助け合いながら暮らす動物村がありました。ある時、村の外れの小さな島に住むガチョウが文句を言い始めました。「ここは僕らの島なのに、どうしてヒツジやブタがいつもうろちょろしてるんだい」…そして自分たちの島に他の動物たちが入らないように、島に架かる橋を壊してしまいました。

自分たちだけで暮らし始めたガチョウたちは、始めはとても快適な生活を送っていました。しかし、日に日に辛くてみじめな生活に変わっていったのです。

そんなある日、ガチョウたちを食べようとキツネが島に入ってきました。ガチョウたちは一体どうなってしまうのでしょうか。

私たちは日々支え合って生きているということ、そしてお互いの違いを理解し、受け入れることの大切さに改めて気づかされる1冊です。

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