2ひきのカエル そのぼうきれ、どうすんだ

(作・絵)クリス・ウォーメル、(訳)はたこうしろう(出版)徳間書店
大きな池の真ん中に浮かぶスイレンの葉っぱの上に、2ひきのカエルがいました。1ぴきは“ぼうきれ”を抱えていて「犬が来たらこのぼうでバンバーンってやっちまうための“犬よけぼう”だ」と言っています。でも、もう1ぴきのカエルは辺りを見回し「犬なんているはずがない」と言い返しました。
そこから、2ひきのカエルの掛け合いが始まります。「犬がここまでおよいできたら、おれたちくわれちまうぜ」「あのな、よーくきけ。いままでいちどだって、犬がおよいでいるのをみたことがあるか」「さんぽにきたやつが池にボールをなげて、犬に『さあ、ボールをとっといで』っていったらどうすんだ」
備えあれば、憂いなしまさかあの“犬よけぼう”が、2ひきのカエルの命を救うことになるとは・・・
2ひきの会話がおもしろく、ダイナミックな絵も目を引く、楽しい絵本です。
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更新日:2024年04月20日