まちづくりの提言に向け相模女子大生が合宿(9月5日)
さまざまな視点で魅力や課題を話し合う学生ら
市は、地域や人の将来像を探る「シン“KOMAGANE”プロジェクト」の一環として、相模女子大学のゼミ合宿を受け入れました。この取り組みは、首都圏の若い女性の意見をまちづくりに生かすために行われたもので、公共施策を学ぶ同大学3年のゼミ生10名が駒ヶ根を訪れました。
地域課題が研究テーマの一つとなっている同ゼミでは、事前に駒ヶ根の地理的要件等を学習してきました。初日には、長野県看護大学生と赤穂高校生とのワークショップで、首都圏と駒ヶ根市の生活を比較。駒ヶ根の満足な点として「自然の豊かさ」などが挙げられた一方「交通便の悪さ・遊び場が少ない」などの指摘もありました。
伊藤市長は「合宿で課題解決の手がかりを見つけてほしい」と生徒たちの柔軟な感性に期待。ゼミ長の溝口梨夏(りか)さんは「住んでいる方とは別の角度から、駒ヶ根の魅力と課題解決策を考えたい」と合宿の意気込みを話しました。
4日間の滞在期間中にはワークショップのほか、高原散策やまち歩きを通して駒ヶ根の魅力や課題を探り、来年1月ごろに市へ提言・発表をしていただきます。
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更新日:2022年09月22日