中アの新たな灯台に 檜尾小屋がリニューアルオープン(7月22日)

小屋の前でテープカットを行う寄付者
中央アルプス檜尾小屋が、7月22日にリニューアルオープンしました。檜尾小屋は宝剣岳と空木岳を結ぶ縦走路上のほぼ中間に位置しています。これまでは無人の避難小屋でしたが、縦走路上の重要な避難場所であることから、市では、2020年3月の中央アルプス国定公園化を機に、リニューアルを進めてきました。
この日は、リニューアルオープンを祝して安全祈願祭と記念式典が赤穂公民館で開催され、関係者ら約50人が出席しました。式典では小屋と公民館をライブ映像でつなぎ、クラウドファンディングの寄付者による看板の除幕やテープカットなど、現地の様子を中継しました。

赤穂公民館でテープカットを行う関係者
市長はあいさつで「安心とぬくもりを感じられるような山小屋となるよう、運営に全力を尽くす」と意気込みを語りました。また、寄付者の小松弘明さんは「檜尾小屋に泊まるという楽しみが一つ増えた」と小屋のリニューアルを喜びました。
リニューアルした檜尾小屋は、7月から10月中旬まで管理人が常駐し、増築した宿泊棟に泊まることができます。加えて、整備されたテント場でのテント泊も可能になりました。宿泊の際には予約が必要です。詳しくは檜尾小屋のホームページをご覧ください。
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更新日:2022年07月26日