駒ヶ根市

大田切川橋場跡の礎石

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●所在地…大田切川橋場

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 駒ヶ根市赤穂と宮田村との境を流れる大田切川は、「荒れ川」で人取り川とも呼ばれており、伊那谷交通路の一大難所であった。
 昭和43年河川工事中に、川のほぼ中央より、径35cm・深さ13cmの柱穴が穿たれた高さ3m、幅4.5mほどの巨石が一個発見された。これは江戸時代初期に完成した春日街道の「はね橋」の橋脚の礎石と考えられており、赤穂側に「春日街道橋場跡」の碑が建てられている。
 春日街道は、飯田藩主京極高知が文禄2年(1593)に着工、小笠原秀政がその後を継ぎ、14〜15年の歳月を要して慶長13年(1608)に完成をみた道路である。秀政の家老春日淡路守が工事の指揮監督にあたったところから春日街道の名がある。春日街道が通っていたのは現在の広域農道より上で、今もその道筋を遺しているところがある。
 この説に対し、春日街道の渡河地点はもう少し下流で、これは宮田側から上って来る「光前寺道」の橋場跡であるとする説もある。
 いずれにしても、橋の構造の変遷を知る上で大変貴重なものであり、現在も川の中に遺されている。
 このようなはね橋は、昭和10年(1935)頃まで、三峰川上流・伊那市長谷に見られ、また駒ヶ根市赤穂下平小鍛冶の渡し場にも橋脚の一部が昭和30年(1955)頃まで遺っていた。

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