駒ヶ根市

光前寺の紺紙金字法華経


タイトルなし

タイトルなし

●所在地・・・赤穂北割二
●所有者・・・光前寺

 紺の料紙(りょうし)に金泥(こんでい)で書かれた法華三部経10巻。巻子(かんす)で装飾経と呼ばれるものである。経巻を納めてある木箱の蓋(ふた)に次の朱書がある

 (表) 寄進八木原八太輔 光前寺 常住
 (裏) 上州箕輪住八木原八太輔寄附之旨適拜闚明王秘穹金文爲法報之来縁兼應用凾蓋
     作畢冀結妙典之芙臺趺焉 
光前寺
        慶長十八癸丑五月吉日

 十巻の内訳は

  妙法蓮華経巻第一〜第八  8巻
  無量義経(むりょうぎきょう)(法華経の開経)  1巻
  観普賢経(かんふげんきょう)(法華経の結経)  1巻

 慶長18年(1613)上州箕輪住人である八木原八太輔が光前寺に寄付したもので、光前寺はこれに箱を作って寺の什とした。このように経緯を明らかにしている。
 この経を、昭和32年(1963)『光前寺』発行の折に調査をした金原省吾氏は、これをいわゆる平泉中尊寺経と同類のものであり、平安末期の成立と考察している。巻首・経軸など外装は損われていないが、経文部分は全巻とも徳川期の書写が補入されている。各巻とも見返しの装画は金・銀泥で、毛の細い筆にふくませて流暢(りゅうちょう)に描いており、熟達した技法をうかがわせる。軸幅25cm、銀罫。法華経は8巻(28品)、これに無量義経・観普賢経の開結2巻を加える。

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