駒ヶ根市

善福寺の書画

●所在地・・・東伊那大久保
●所有者・・・善福寺

虎関師錬の書


虎関師錬の書
虎関師錬の書
 「趙州云 無 虎関書」
 本紙幅40.7cm、縦28.3cm、紙表装。
虎関師錬(こかんしれん)は鎌倉・南北朝時代の京都の僧侶、弘安元年(1278)に生まれ貞和2年(1346)没す。臨済宗関係の学僧で『元亨釈書(げんこうしゃくしょ)』30巻の著作は有名である。


白隠の書・画三幅対


白隠の三幅対
白隠の三幅対
 白隠(はくいん)は貞享2年(1685)駿河国原宿、現在の沼津市原の駅長(えきおさ)長沢宗彝(そうい)の三男として生まれる。幼名岩次郎、15歳で原、松蔭寺の単嶺祖伝のもとで得度、慧鶴と名のる。その後各地に師を求めて修業、宝永5年(1708)24歳の時、信州飯山で正受老人恵端和尚に仏法の真意を伝授されたという。享保3年(1718)には京都妙心寺の第一座となり、臨済禅中興の祖としてあまりにも有名である。明和5年(1768)84歳をもって故郷、松蔭寺にて没す。
 白隠は宝暦7年(1757)の前後、数回にわたり飯島の西岸寺を訪れており、この入信時に多くの揮毫を残している。同じ臨済宗に属する善福寺に白隠の墨跡が残されていても不思議ではない。
 三幅対(さんぷくつい)は、水墨の那智観音の図をはさんで右が「燈影秋江寺」左は「蓬声夜雨船」と読める。三幅とも本紙幅33.3cm、縦196cm、どんす表装である。白隠の書画の特色は、通常みられる禅者の奔放な筆跡、あるいは茶人に好まれる枯淡さとは本質的に異質のもののように思える。かといって運筆上の技巧の味わいでもない。あふれるばかりの筆の力強さと、時に泥臭くまた奇怪なほど人間をさらけだしたその魅力であろうか。なお同寺にはこの外にも数点の白隠の書幅がある。また伊那耕地の大蔵寺にも白隠の達磨の画讃がある。


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