駒ヶ根市

旧木下家住宅

旧木下家住宅全景
旧木下家住宅全景

●指定…市・有形文化財(平成6・8・24)
●所在地…中沢    ●所有者…駒ヶ根市

正面
正面
 屋号を「風巻の上(かざまきのうえ)」と呼び、先代の甚太郎からの言い伝えによると、江戸時代後期の安政ごろか(1854〜1859)または「木下家系図」の四代目六左衛門のときに建築されたという、一般的農家の代表的な家屋である。
 母屋の建築資材は自家の裏山から伐り出して建て、屋根の茅(かや)も同様に一反歩ほど茅場(かやば)をもち、屋根の葺き替えをしてきたという。
 新宮川に架かる橋粱、野面(のづら)石で積んだ斜路と庭先の石積み、切妻造り二階建ての水車小屋が往時を物語っている。南西の位置に隣接して物置・土蔵が建ち、斜路の左手にある外便所が旧規を今に至るまでよく保存している。屋敷は、母屋を中心に山間の地形に合わせ、山すそを削って造成し、自然環境をよりよく利用した山村の屋敷構えを構成した格好の実例である。
 建物は桁行(けたゆき)11間に梁間(はりま)5間、屋根は寄棟造り(よせむねづくり)の茅葺(かやぶき)で棟仕舞は置千木(おきちぎ)として、南東向きに建てられている。
 平面は大黒柱筋から南側に居住空間を取り、北側を通り土間と馬房(ばぼう)を加えた作業空間に大別できる。居室部は正面に二室を並列させ、背面の「おくざしき」に座敷飾り、その奥に「おくのへや」と北に「へや」が並列して四間(よま)取りとし、通り土間側を仕切って「ざしき」と「いま」二室とするが、従来は一室の広い空間をもった「だいどころ」であった。部分的に改造はされているが、建築した当時の形態をよくとどめている。
 
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