駒ヶ根暮らし基礎知識
駒ヶ根市はこんなところ
アルプスがふたつ映えるまち
駒ヶ根市は、東に南アルプス(赤石山脈)、西に中央アルプス(木曾山脈)の3000m級の山々をまちから望むことができます。まちを縦断して流れる天竜川とそこに流れ込むアルプスからの清らかな水の恵み、澄んだ空気、肥沃な大地、この豊かな自然の中に息づくまちが駒ヶ根です。「駒ヶ根」という名前は、駒ヶ岳の麓のまちという意味で、昭和29年の市政施行時に命名されました。
人口32,424人(平成30年3月1日現在)
位置・アクセス
駒ヶ根市は、長野県の南部・伊那谷のほぼ中央に位置し、伊那市を含め7市町村に隣接しています。交通は伊那谷を南北に走るJR飯田線と国道153号線(旧三州街道)が従来からの幹線となっており、高速交通時代にあって、中央自動車道の駒ヶ根ICが首都圏や中京圏、北信越地域を結ぶ窓口となっています。広域圏として、上伊那8市町村で構成される上伊那広域圏と宮田村、飯島町、中川村によって構成される伊南広域圏とがあります。
東京より
中央自動車道八王子ICから駒ヶ根ICまで 約195キロメートル | 約2時間30分 |
新宿からJR中央本線岡谷経由でJR飯田線駒ヶ根駅まで | 約3時間30分 |
中央高速バス(新宿駅西口発) | 約3時間30分 |
名古屋より
東名高速名古屋ICから駒ヶ根ICまで 約145キロメートル | 約1時間40分 |
中央高速バス(名鉄バスセンター発) | 約2時間30分 |
面積・地形
市域は東西25キロメートル、南北8.1キロメートルの広さで、面積は165.86平方メートルです。ほぼ中央を北から流れる天竜川を軸にして、東西にそれぞれ平坦地、段丘地、丘陵地、山岳地へと河岸段丘が続いています。天竜川の西側赤穂地区は、中央アルプスの山麓から標高560メートルまでは、比較的なだらかな平野部となっており、太田切川、中田切川が沖積大地を侵食した田切地形が特徴です。天竜川の東側竜東地区は、平坦部が少なく、標高1500メートル前後の伊那山脈は急峻であり、谷あいがその中に複雑に入り込んでいます。
気象
標高が高く(本庁位置676メートル)、内陸性の特性を帯びています。年平均気温は11℃前後ですが、気温の日変化や年変化の格差が著しい反面、降雪は少なく比較的温和で晴天の日が多いのが特徴です。
夏季は日中の気温は高くなりますが、夜間は涼しく過ごしやすく、冬季は降雪が少なく晴天の日が多いですが、最低気温はマイナス10℃以下まで下がることもあります。
駒ヶ根暮らしの基礎知識
駒ヶ根市では、元々、労働力確保により地域産業の振興や経済の活性化とともに、定住人口の増加を図ることを目的とした「ふるさと定住事業」を推進しています。
近年は、四季折々の美しさをもつ駒ヶ根の自然に惹かれ、都会から移り住む人が目立ち始めました。農業を始める人、定年後をゆっくり過ごす人、恵まれた環境で子育てをしたい人など様々ですが、それぞれ健康で生きがいをもった心豊かな生活を楽しんでいるようです。
活力ある産業について
駒ヶ根市の産業は大きく分けて農林業・商工業・観光業です。
農林業
水田農業主体の地域ですが、果実・花卉・きのこなど地場産物も盛んで、特に日照時間が長く農業に適した土地です。
商工業
電気、精密機械、食品加工などの製造業が中心で地域産業を牽引しています。企業誘致を積極的に進め働く場の確保を目指します。ICカードによる活性化を図る商店街など、中心市街地の再生に向けた取り組みをすすめています。
観光業
世界に誇れる中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイや駒ヶ根高原、光前寺、早太郎温泉郷などがあり、全国各地から観光客が訪れる風光明美な観光都市です。
一般社団法人駒ヶ根観光協会
子育て支援、教育について
妊娠期から青少年期まで、一貫した子育て支援策を総合的に進めています。
◇保育園10園(うち私立2園)・幼稚園3園(うち私立1園)
◇小学校5校
◇中学校2校
◇高等学校2校
長野県立赤穂高等学校
長野県立駒ヶ根工業高等学校
◇長野県看護大学
市民との協調や交流を広げ、大学のあるまちとして若者に魅力あるまちづくりを進めています。
医療
駒ヶ根市には、伊南地区の基幹病院である昭和伊南総合病院のほか、多くの一般診療所や福祉施設がありますので、安心した生活がおくれます。
◇総合病院1
昭和伊南総合病院 病床:300床、診療科:18科
◇病院3
◇一般診療所33
◇歯科医院13
◇助産所3
公共交通機関
お住いになる場所によっては、移動手段として自家用車は必需品です。
鉄道 | JR飯田線 市内4駅(駒ヶ根駅、大田切駅、小町屋駅、福岡駅) |
タクシー | 「こまタク」(こまちゃんデマンド型乗合タクシー) 赤穂タクシー 電話0265-83-5221 丸八タクシー 電話0265-82-4177 |
商業施設(インフラ)
田舎への移住をお考えの場合、日常の買い物、特に食料品の調達の便利さを一番に心配されると思いますが、駒ヶ根市内には商店街あり、大型店あり、ニーズに合わせたお買い物ができ安心です。大型スーパーは、市内7カ所にあり、地元の旬の食材が手軽に買える「生産者直売コーナー」のほか、輸入食材など品揃え豊富です。ホームセンターや家電量販店、生活必需品はほぼ市内で揃えることができます。中心市街地の商店街では、大型店にはない品揃え、店主さんがお買い物の相談にのってくれます。
地域の慣習など
お住いになる地域により、慣習やお付合いの程度が多くある所、簡略化されたところとさまざまですが、いずれにしても多かれ少なかれ地域の慣習や自治会での活動があります。自治会活動は、河川清掃や自主防災活動、スポーツ大会やお祭りなどの親睦活動、市役所などからの行政連絡の回欄や配布などです。移住される人も積極的に地域に溶け込む努力が必要です。
また、都会生活ではあまり見られない出費もあります。祭礼時の寄付、区費(地域により異なります)、共同募金等。これらを納得した上で移住場所を決める必要があります。
この記事の担当 (問い合わせ先)
商工振興課
〒399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
TEL 0265-83-2111(代表)
FAX 0265-83-4348
電子メール syoukan@city.komagane.nagano.jp
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